晴れの舞台に着る振袖は、自分に合ったものを美しく着こなしたいですよね。
自分に合った振袖を選び、美しく着こなすためには、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切です。
デザインが美しい振袖であっても、サイズが合っていなければきれいな着こなしができなくなってしまうからです。
そこで今回は、サイズ選びの重要性や選ぶときのポイントについてご紹介します。
□振袖はサイズも重要!
冒頭で述べたように、振袖を美しく着こなすためには自分の体格に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。
身長や体型に対して小さすぎるサイズのものを選んでしまうと、窮屈に見えてしまったり、動きづらくなったりしてしまいます。
窮屈な状態では余裕のある上品な立ち振る舞いが難しくなるため、着心地だけではなく、見た目の印象も損なわれてしまいます。
反対に、大きすぎるサイズのものを選んでしまうと、うまく着こなせていない印象が強くなってしまいます。
見た目に違和感が出たり、ちぐはぐな印象になったりしてしまうため、上手な着こなしからは大きく離れてしまいます。
このように、振袖は小さすぎても大きすぎても美しい着こなしができなくなってしまうため、デザインも重要ですが、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切なのです。
□ピッタリなサイズを選ぶためのポイントは?
1.お店によってサイズが違う場合がある
レンタルや標準サイズでの仕立てを行う場合には、S・M・L・LLといった、一般的な洋服と同じようなサイズ表記が使われます。
こうしたサイズ表記の振袖を選ぶ際に注意しなければならないのが、店によってサイズが違う場合があるということです。
あるお店で試着したときにMサイズがピッタリだったとしても、他のお店でも同じようにMサイズがフィットするとは限らないため、きちんと個別に見ていくことが大切です。
2.通販やネットでの注文には要注意
通販やネットで振袖を注文する場合は試着ができないため、サイズの違いには特に注意が必要です。
サイズの表記をしっかりと確認することや、サイズが合わなかった場合にはすぐに交換してもらうことを意識しましょう。
3.知識のある人にサイズの計測をお願いする
バストやウエスト、ヒップなどのヌードサイズは自分で計測することもできますが、あまりおすすめはできません。
素人の計測よりも専門知識を持ったスタッフによる計測の方が正確なサイズを明らかにできるからです。
また、自分のヌードサイズがわかったとしても、そこから最適な振袖のサイズを選ぶことには知識や経験が必要となるため、いずれにしてもプロに頼んだ方が良いと言えます。
4.親の振袖はお直しで調整ができる
成人式で着用する振袖として、親が着用していた振袖、いわゆる「ママ振袖」を選ぶ方も一定数いらっしゃいます。
そのような方の中には、若かりし頃のお母さんと同じ体型の方もいらっしゃいますが、そうでない方も少なくありません。
体型に違いがあると、ぴったりなサイズでの着こなしができなくなるため、お直しで調整することをおすすめします。
5.小物のサイズにも気をつける
全体としてサイズ感がピッタリの着こなしにするためには、振袖だけではなく、小物のサイズにも気をつける必要があります。
振袖以外の小物としては、長襦袢や足袋、草履などが挙げられます。
特に足袋や草履はサイズが合っていないと歩きづらくなったり足を痛めたりしてしまう可能性もあるため、違和感を覚えたらすぐに交換してもらうようにしましょう。
□持っている振袖のサイズが合わないときはどうする?
「既に持っている振袖を上手に着こなしたいが、どうしてもサイズが合わない」
「持っている振袖のサイズが合わなかったらどうしよう」
振袖のサイズに関して、このような不安や悩みをお持ちになる方もいらっしゃいます。
このような場合には、2つの対処方法が考えられます。
*仕立て直しをしてもらう
サイズの合わない振袖を振袖専門店などに持っていけば、仕立て直しを行ってもらえます。
専門店であれば、丁寧な仕立て直しを行ってもらえるため、サイズの問題を解決できるでしょう。
ただし、仕立て直しには時間やお金がかかることには注意が必要です。
*レンタルを選ぶ
どうしても既に持っている振袖のサイズが合わないという場合は、別の振袖をレンタルしてしまうのも1つの方法です。
レンタルを選べば、豊富なデザインの振袖の中から自分に合った最も好きな振袖を選べます。
さらに、レンタルであればトレンドを取り入れた最新の振袖や個性的な振袖も選べるため、選択肢の幅が広がります。
周りとは少し違った自分らしい着こなしをしたいという方にも、レンタルは非常におすすめです。
□まとめ
今回は、振袖のサイズ選びの重要性やポイントについてご紹介しました。
せっかく良いデザインの振袖を選んでも、サイズが小さすぎたり大きすぎたりしては、上手な着こなしができなくなってしまいます。
今回ご紹介したポイントを踏まえて、自分にピッタリ合ったサイズの振袖を選んでくださいね。
また、豊富なサイズやデザインの選択肢があるレンタルもぜひ検討してみてください。