百合の振袖はどんな振袖?百合柄の持つ意味やその他の柄の意味をご紹介!

女性にとって特別な日である成人式。
普段着ることのない美しい振袖を着て、大人の仲間入りを果たす重要な1日です。
そんな晴れの日に着る振袖は、しっかりと考え抜いた上で選びたいですよね。
振袖は色使いや柄によって様々なものがありますが、柄の違いは単なるデザインだけではありません。
柄が違うことによって、その振袖が表す意味も変わってくるのです。
そこで今回は、百合(ユリ)をはじめとした、振袖で人気な花柄のそれぞれの意味について解説します。

□百合柄の振袖にはどんな意味がある?

*百合はどんな花?

百合は清楚でありながらも華やかな魅力のある素敵なお花です。
白やピンク、黄色、オレンジ、赤、紫など、様々な色の種類があり、色ごとに異なった表情を楽しめます。
花を咲かせるのは5月〜8月頃の暖かい時期で、ガーデニングで育てる方も多くいらっしゃいます。

*百合柄の振袖の意味は?

百合はその見た目の美しさから、振袖の柄としてもよく用いられています。
柄としては大きく大胆に描かれることが多く、現代柄の振袖や洋風でモダンな雰囲気のある振袖によく合います。

百合には「純粋」「無垢」「威厳」といった花言葉があり、清楚で凛々しい雰囲気を演出できます。
また、このほかにも百合は色ごとに異なる意味を持っています。

白の百合は「純粋」「清浄」「無邪気」「高貴」といった意味を持っており、凛とした美しい雰囲気を演出できます。
日本の女性らしい清楚で美しい見た目に仕上がるでしょう。

黄色の百合は「甘美」「陽気」「幸福感」といった意味を持っており、見る人に明るい印象を与えます。
晴れの舞台らしい、明るくおめでたい印象の着こなしをしたいという方におすすめです。

オレンジ色の百合は「華麗」「愉快」といった意味を持っており、黄色の百合と同じように明るくポジティブな印象を与えます。
見た目の面でも意味の面でも、ポップなデザインの振袖によく合うでしょう。

赤やピンクの百合には「虚栄心」といったネガティブな意味が与えられていますが、一方で百合全般の花言葉である「純粋」「無垢」「威厳」という意味も持っているため、マイナスな印象を与えてしまうことはないでしょう。
また、花としての意味に関係なく、赤い百合には鮮やかな発色で目を引くような美しさがあり、ピンクの百合には女性らしいかわいらしさや華やかさがあります。
どちらの色にも魅力的な美しさがあるため、振袖の柄として使うことで印象的な見た目の仕上がりにできるでしょう。

□その他の柄の意味

1.桜
桜は日本を代表する花であり、振袖の柄としてもよく使われています。
新たな花が芽吹く春の象徴でもある桜は、「縁起の良い物事の始まり」といった意味を持っています。
春の花ではありますが、季節を問わず使用され、成人式に着る振袖の柄としても人気です。

2.梅
梅は厳しい寒さの中でも花を咲かせることから「忍耐」「力強さ」を表すとされています。
梅も桜と同様に日本を代表する花の1つであり、昔から縁起の良い花として親しまれてきました。
成人式のようなおめでたい場面にぴったりの花と言えるでしょう。

3.菊
菊は皇室の御紋にも使われている高貴な花で、「邪気を払う長寿の象徴」とされています。
浄化や厄除けの作用があるとも考えられており、古くから縁起物として尊ばれてきました。
同じ菊でも「万寿菊」や「乱菊」など、様々な種類の紋様があり、それぞれが異なるデザインをしています。

4.牡丹
牡丹は百花の王とも呼ばれる花で、大輪の美しい花を咲かせることから、「豪華」「幸福」「富貴」などの意味を持っています。
縁起の良い「吉祥文様(きっしょうもんよう)」の1つとされており、おめでたい柄として古くから好まれています。
大胆かつ大振りに描かれたボタンは、着物に華やかさをもたらします。

5.椿
椿は、冬でも葉を落とさない吉祥木として「高貴な花」「聖なる花」といった意味を与えられています。
他にも、「永遠の美」「気取らない美しさ」などの意味を持っており、シンプルながらも美しさのあるデザインは振袖のような和服と非常に相性が良いです。
また、「厄除け」の意味もあるため、縁起の良いイベントである成人式にもふさわしいと言えるでしょう。

6.薔薇
薔薇は色ごとに異なる意味を持っており、例えば赤は「愛」「情熱」、青は「奇跡」「夢が叶う」、白は「清純」「尊敬」を表すとされています。
他にもピンクや黄色、紫など、さまざまな色の薔薇があり、それぞれが異なる意味を持っています。
そんな薔薇は、ここまで挙げてきた日本らしい花たちとは違った華やかさを持つのが魅力で、洋風の振袖と非常に相性が良いです。
個性的な着こなしをしたい方や、洋風やモダンな雰囲気に仕上げたい方におすすめです。

□まとめ

今回は、百合をはじめとする人気の花柄が表す意味についてご紹介しました。
百合はどの色も共通して「純粋」「無垢」「威厳」といった意味を持っており、さらに花の色によって異なる意味を持ちます。
白の百合は「純粋」や「清浄」、黄色の百合は「甘美」「陽気」など、色ごとに様々な意味を持つため、百合の振袖を着たいという方は、色ごとの意味も見つつ、どの色を選ぶかも検討してみてくださいね。

Maiでは、百合柄はもちろん、その他豊富なバリエーションの柄の振袖を取り揃えております。
成人式に向けて自分に合った振袖をレンタルしたいという方は、まずはお気軽にご相談ください。

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