成人式の振袖はいつ決める?時期やスケジュールについてご紹介!

一生に一度の記念すべき日である成人式。
自分好みの振袖を着て、美しい姿で臨みたいですよね。

自分の好みに合っていて、かつサイズがピッタリなものを探すためには、適切なタイミングで振袖探しを始めることが重要です。
探す時期が悪いと、すでに振袖が残り少なくなっており、良いものを見つけられなくなってしまう可能性があるためです。

そこで今回は、振袖を決める時期や準備のスケジュール、選ぶ際のポイントについて解説します。

□成人式の振袖はいつ決める?

*振袖選びは早い方が良い?

成人式の振袖準備の動き出しは思った以上に早く、早い人だと高校2年〜3年の段階で探し始める方もいらっしゃいます。
「高校2〜3年から探し始める」と聞くと、「早すぎるのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人気のものはすぐになくなってしまうことも多いため、振袖選びは早いに越したことはないのです。

また、振袖選びでは、単に好きなものを選ぶ作業だけではなく、予算決めや情報収集、お店選びなど、多くの作業が必要になります。
レンタルにするか、購入するか、それとも親の振袖を着るか、といったことの意思決定にも時間がかかるかもしれません。

こうした理由から、選ぶ際には早く動き出した方が良いとされているのです。

ただし、いくつか注意点があります。
それは、早く選びすぎると成人式当日までに流行や好み、体型などに変化が生じてしまう可能性があるということです。

あまりに早く選びすぎると、成人式当日になって「今の好みと違う」と後悔する結果になる可能性も考えられるため、早過ぎず遅過ぎず、ちょうど良いタイミングで選ぶことが大切だと言えます。

*具体的なタイミングは?

予約が最も多くなる時期としては、「高校卒業前後」と「高校を卒業した年の7〜9月」の2つが挙げられます。

高校卒業前の1〜3月は、成人式が終わり、レンタルされていたものが続々とお店に返却される時期であるため、お店に豊富なバリエーションの振袖が揃います。
このタイミングを狙って振袖探しをされる方は多くいらっしゃいます。

また、高校卒業後は、受験が終わり一息つけるタイミングでもあるため、この時期にも多くの方が探し始めます。

高校を卒業した年の7〜9月は、夏休み中で時間にゆとりが生まれることもあり、高校卒業後と同様に探し始める方が多いです。
また、この時期は新作が発表される時期でもあるため、新作を着たいと考えてこの時期に探し始める方も多くいらっしゃいます。

□成人式準備のスケジュールの例

・成人式から2年前半前
まず、高校3年生の夏頃からどんな振袖があるかを見始めます。
色々な種類を見て、自分にどんな振袖が似合うか、どんな振袖を着たいかの見当をつけていきます。

・成人式から2年前
高校3年生の1月〜3月頃に、予約を行います。
予約が集中しやすく、受験前でもあるため、早めに済ませてしまうと良いでしょう。

・成人式から1年半前
この時期は予約の二度目のピークにあたるため、「これだ」と思ったものがあれば早めに予約を確定させておきたいところです。
また、新作を着たい方にとっては大切な時期でもあります。

・成人式から1年前
この時期になると、予約の最終段階に入ります。
最終段階と言っても、これ以降は予約が一切できなくなるというわけではないため、心配し過ぎる必要はありません。

ただし、早期予約特典が終わったり、美容院での着付け枠が埋まったりする時期でもあるため、この時期までに予約を済ませておいた方が安全です。

・成人式から半年前
この時期でも予約は可能ですが、希望通りの振袖が見つかる可能性は低いです。
予約可能なギリギリのタイミングと言えるでしょう。

□振袖を選ぶ際のポイント

1.きちんと試着をする
自分の理想にピッタリ合った振袖が見つかったとしても、それを自分が着たときに、必ずしもイメージしていたような理想通りの姿になるとは限りません。

お顔の雰囲気や肌の色、身長や体格などによって、カタログ上の写真や振袖自体のイメージとは異なる雰囲気になる場合もあるのです。
そういった失敗を避けるためにも、きちんと試着をしてじっくりと検討することが大切です。

2.理想とするイメージを持っておく
振袖には多種多様な色や柄があります。

そのため、「ざっと全部の振袖を見ていって、良いのがあったらそれにするか考えよう」といった選び方をしていると、想定を大幅に超える時間がかかってしまう可能性があります。
振袖選びをスムーズに進めるためには、先に理想とするイメージをある程度固めておくことが大切です。

3.第三者のアドバイスを参考にする
家族や友人、あるいはお店のスタッフなど、第三者にも意見を聞いてみましょう。

第三者の意見を聞くことで、自分では似合わないと思っていた色や柄が、思いのほか自分と相性が良いことに気づける場合があります。
振袖選びの可能性を広げられるため、いろんな人にアドバイスをもらってみると良いでしょう。

□まとめ

今回は、成人式の振袖を決めるタイミングやスケジュールと、選ぶ際のポイントについて解説しました。

振袖の予約は、「高校卒業前後」と「高校を卒業した年の7〜9月」に最も多くなります。
この時期を過ぎると理想の振袖を見つけにくくなってしまう可能性があるため、遅くとも成人式から1年半前までには予約を済ませる意識で振袖選びを行うと良いでしょう。
ご紹介したポイントも押さえつつ、ご自身にピッタリの振袖を見つけてくださいね。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です

振袖のサイズはどう選ぶ?着丈・身丈・桁丈・袖丈とは?測り方や選び方を解説!

滅多に着る機会のない振袖。
何度も着られるものではないため、成人式などで着る際には、上手に美しく着こなしたいですよね。

上手に着こなす上で大切なポイントはたくさんありますが、特に重要なポイントとしては「サイズ選び」が挙げられます。
どれだけ美しい振袖でも、全くサイズが合っていなければ美しい着姿にはなりません。

今回は、振袖のサイズに関する用語の意味や測り方、正しい選び方をご紹介します。

□着丈・身丈・裄丈・袖丈とは?

正しいサイズの振袖を選ぶためには、まず正しい知識を持っておくことが大切です。
その際に重要となるサイズの基準としては、「着丈」「身丈」「裄丈」「袖丈」の4つが挙げられます。

*着丈(きたけ)

これは、着付けたときの振袖の長さのことを指します。
およそ身長の80パーセント程度の長さが着丈にあたります。
鎖骨から足のくるぶしまでの長さが着丈に該当するとも言われます。

次に述べる「身丈」と混同しやすいですが、着丈と身丈は明確に違うものです。
そのため、サイズ表記が「着丈」と「身丈」のどちらなのか確認することが大切です。

*身丈(みたけ)

これは、首を包む肩山から足首にかかる裾までの長さのことを指します。
おはしょりの長さも含まれることが着丈との大きな違いです。

そのため、身丈は着丈よりも長くなります。
着丈は身長の80パーセント程度と述べましたが、一方の身丈はほとんど身長と同じ長さになります。

ちなみに、おはしょりとは、着物を着用する際に身丈よりも長い部分を胴部でたくし上げた、帯の下方に出た折り返しのある部分のことです。
漢字で書くと「お端折り」と表記されます。

男性の和服にはない部分で、女性ならではの和服の特徴です。
身長と着物の身丈との調節に利用されている部分であり、長さは指の長さ程度になります。

*裄丈(ゆきたけ)

裄丈は、「背縫い」と呼ばれる背中の中心部分から袖口までの長さのことです。
イメージしにくい場合は、腕の長さのことだと考えて良いでしょう。
裄丈が短すぎると窮屈な印象になってしまい、反対に長すぎると野暮ったい印象になってしまいます。

いずれにしても、適切なサイズでないと美しい着姿にならないため、正確にサイズを把握する必要があります。

*袖丈(そでたけ)

袖丈は、文字通り袖の長さのことを指します。
成人式でよく見られる振袖の袖丈は、100センチメートル程度が一般的です。

□振袖のサイズの測り方は?

正しく振袖選びを行う上では、上記4つのサイズについて意味を理解しておくことが重要ですが、同時にこれらのサイズの測り方についても把握しておくことが好ましいです。
振袖を呉服屋さんでお仕立てする場合は一から計測しますが、最近では既製品でサイズ展開がされているものも多いです。

そのため、ご自身で測れるようになっておくと振袖選びをスムーズに進めやすくなるのです。

以下では、それぞれの部分の計測方法をご紹介します。
なお、ご自身で計測される場合は100円ショップやホームセンターなどで入手できるメジャーを用意しておきましょう。

「着丈」は鎖骨から足のくるぶしまでの長さを測ります。

ただし、着丈よりも身丈の方がサイズ表記として使われることが多いため、着丈はそれほどサイズとしては参考にならない可能性もあります。

「身丈」は身長と同じくらい〜身長に5センチメートル程度を加えた数字が目安とされています。
身丈は着丈におはしょり分を足した長さであるため、着丈よりも長くなります。

ふくよかな方の場合は丈が少し上がることもあるため、身長+8〜10センチメートル程度になる可能性もあります。
なお、身丈は短すぎると着付けでカバーできなくなる可能性があるため、やや長めに測っておくことをおすすめします。

「裄丈」は、腕を斜め45度に下げて、鎖骨を始点に、肩の頂点を通って、手首が少しかぶるくらいを終点にして計測します。

「袖丈」は、振袖の袋状になっている袖の一番上の袖山からたもと(袖の一番下)までを計測します。

□振袖の正しい選び方は?

正しいサイズで選ぶために押さえておくべきポイントとしては、以下の5つが挙げられます。

・袖は手首が隠れる程度で
・身丈と着丈を混同しないこと
・試着する
・計測に慣れた人に測ってもらう
・サイズがどうしても合わない場合は仕立て直しも考える

ご自身で計測や振袖選びをされる際には、特に身丈と着丈を間違えないように注意しましょう。

また、振袖をより美しく着こなすためには、袖の長さにも注意が必要です。
手首が全て出てしまうと美しさや上品さに欠ける見た目になってしまうため、手首は少し隠れる程度の長さを意識しましょう。

サイズを計測してもらう場合には、計測に慣れた人に測ってもらうことと、どうしても合わない場合は仕立て直しを考えることも大切です。
お金がかかってしまうものの、知識や技術のある人に計測や仕立て直しを任せた方が、後悔のない振袖選びができるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖のサイズ選びを行う上で知っておきたいサイズの指標と計測方法、選ぶ際のポイントをご紹介しました。

色やデザインはもちろん重要ですが、それと同じくらいサイズも重要です。
紹介した4つのサイズを理解して、ご自身にピッタリの振袖を選んでくださいね。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です

振袖の髪型の決め方は?おすすめの髪色についてもご紹介!

一生に一度の成人式では、どんな振袖、どんな髪型、どんな髪色で行こうかと、多くのことに悩むことでしょう。
振袖選びに迷うのはもちろんですが、人によってはそれ以上に髪型選びにも迷ってしまうかと思います。

同じ振袖でも、髪型や髪色が違うだけで見た目の印象が大きく変わるため、髪型は思った以上に重要な要素でもあります。

そこで今回は、振袖に合わせる髪型や髪色の決め方、ヘアカラーのタイミングなどについて解説します。
成人式の髪でお悩みの方は、ぜひご覧ください。

□振袖に合わせる髪型の決め方は?

成人式では、多くの方が振袖にあわせて髪の毛をセットします。
普段と変わらない髪型で参加される方もいらっしゃいますが、多くの場合、振袖に似合うような華やかな髪型で参加します。

そのため、振袖を着るにあたっては、普段の髪型選びとは違う、振袖に合わせるための髪型選びを行う必要があるのです。
振袖に合わせる髪型選びのポイントとしては、以下が挙げられます。

*輪郭に合わせる

同じ振袖、同じ髪の長さ、同じ髪色でも、人によって顔の輪郭が違うため、似合う髪型には違いがあります。

ヘアカタログなどを見て、「自分にはこの髪型が似合いそう」と思っても、いざセットしてみると、輪郭の違いから、「イメージしていたものと違った」と感じてしまう可能性もあるのです。

そこでまずは、ご自身の輪郭を知り、それに合った髪型を選ぶことがポイントとなります。
お顔の輪郭のタイプは、大まかに以下の5つに分類できます。

1.卵型
卵型は、やや縦長で、きれいな卵のような形をしたバランスのとれた輪郭のタイプです。
バランスの良い輪郭であるため、どんな髪型にも似合いやすいです。

ただし、やや縦長であることから、前髪センター分けやトップにボリュームが出る髪型など、面長に見える髪型は避けた方が無難でしょう。

2.丸顔
丸顔は、輪郭が丸く、縦横の比率が1:1の丸に近い輪郭のタイプです。
幼く見られがちで、人によってはふくよかに見えてしまうこともあるため、面長を意識した髪型で大人っぽい印象を出すことがポイントです。

反対に、顎より上でカットするストレートのショートなど、肌の面積が多く見えるような髪型は避けた方が安全だと言えます。

3.面長
面長の方は、細い顔立ちと大人っぽい印象が特徴的です。
おでこの広さや顔の長さによって縦長の印象が生まれやすくなるため、横幅を強調させる髪型がおすすめです。

反対に、縦長が強調されがちなストレートヘアは避けた方が無難だと言えます。

4.ベース型
ベース型は、骨格がしっかりしており、ボーイッシュな印象になりやすい輪郭です。
エラやハチの張りが気になる方が多い輪郭でもありますが、トップにボリュームを持たせたり、立体感のある髪型にしたりすることで輪郭の印象はカバーできます。

前髪やフェイスラインの髪が短かったり、両サイドの髪を耳にかけたりすると輪郭が目立ちやすくなるため注意が必要です。

5.逆三角形型
逆三角形型は、クールな印象がある一方で、顎周りが細くなっていることから、きつい印象を与えてしまうこともあるようです。

そのため、顎周りの髪に丸みを持たせ、柔らかさを作り出すことが髪型のポイントだと言えます。

反対に、重めのぱっつん前髪や、逆三角形が強調されるウルフヘアは避けた方が無難でしょう。

*振袖に合わせる

輪郭の次に大切なのは、振袖の雰囲気とマッチさせることです。
例えば、ガーリーなテイストの振袖であれば、髪型も女の子らしい雰囲気が似合います。

一方、伝統的な柄の振袖の場合は、日本人らしい黒髪のオーソドックスな髪型がよく似合います。

このように、振袖の持つ雰囲気を考慮して、頭からつま先までトータルコーディネートをする意識を持つと良いでしょう。

□髪色の決め方は?

・青色の振袖の場合
青の振袖には、ブラウンベージュやグレイベージュ、ピンクブラウンがよく似合います。
どの髪色もやや暗めですが、黒髪と違って重みを感じさせない点が特徴的です。

・赤色の振袖の場合
赤の振袖には、ミルクティーやオリーブアッシュ、ココアブラウンがよく似合います。
伝統的な赤には黒髪も相性ぴったりですが、この3つの髪色は、よりおしゃれさを演出でき、上手に着こなしているように見せられます。

・緑色の振袖の場合
緑色の振袖には、モカブラウン、オレンジブラウン、アッシュベージュがよく似合います。
どの髪色も派手すぎず地味すぎず、優しい緑によく調和します。

・白色の振袖の場合
白の振袖には、ピンクベージュやミルクティーベージュ、ダークグレーがよく似合います。
どの髪色も明るすぎないながらもふんわりとした軽さがあり、白の明るさや優しさと相性が良いです。

□ヘアカラーはいつすれば良い?

成人式写真を撮る場合は、写真撮影日の1週間ほど前にヘアカラーを行うと良いでしょう。
髪を染めた直後よりもヘアカラーをしてから1週間ほど経ったぐらいのタイミングの方がよく馴染んで見えるため、1週間前を目安に行うことがおすすめです。

ただし、選んだ髪色やヘアカラーが抜けやすい人の場合は、写真撮影日の3〜4日前の方がよく馴染んで見える可能性もあります。
ブリーチを入れる明るい髪色であれば、写真撮影日や式の直前に入れることで、髪の毛の根元まできれいなカラーで見せられるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖に合わせる髪型と髪色の選び方、ヘアカラーを行うタイミングについて解説しました。

振袖を美しく着こなすためには、振袖自体はもちろんですが、それに合わせる髪型や髪色も非常に重要です。
紹介したポイントを押さえて、ご自身や振袖にピッタリの髪型・髪色を選んでくださいね。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です

振袖の色はどれが人気?ランキングをご紹介!

振袖には多種多様なカラー展開があり、どの色も魅力的に見えるため、どの振袖を選ぼうか悩んでしまいますよね。

また、色だけでなく、古典系やモダン系など、テイストにもいくつかの種類があり、こちらもどれを選ぶべきか悩ましいところです。
こうした種類の豊富さから、「色もデザインも多すぎて選べない」と困ってしまう方も中にはいらっしゃるでしょう。

そんな方は、まずはどの色に人気が集まっているのかを知ってみると良いかもしれません。
人気の色は失敗しにくい色でもあるため、人気の色を知ることで、自分が選ぶべき色が見えてくる可能性があります。

そこで今回は、振袖の人気色ランキングや人気のテイスト、さらに小物と合わせるコツについてご紹介します。

□振袖の人気色ランキング

1.赤色
赤は最も定番の色であり、振袖と聞いて多くの方がイメージする色でもあります。

赤は華々しい見た目が印象的で、魔除けの意味も込められていることから、成人式などのおめでたい場面にはぴったりです。
日本人の肌色や顔つきとも相性が良く、全体的に美しい見た目に仕上がります。

2.白色
白は、最近特に人気が高まってきているカラーです。
白と言っても真っ白ではなく、袖の色が違ったり、全体的にカラフルな柄がちりばめられたりしているものが多いです。

明るさや清楚さのある白は、着る人の印象をより明るくしてくれます。

3.青色
青は、紺色から鮮やかな青色、そして水色まで、幅広いカラーバリエーションがあります。
濃いめの青であれば大人っぽい雰囲気を演出でき、淡いパステルカラーに近い青であればポップさや可愛らしさを演出できます。

4.緑色
緑色も、近年人気の高まりを見せているカラーです。
緑色は植物の葉っぱの色でもあるため、花柄と相性が良く、自然を思わせるような優しさや美しさを醸し出せます。

5.茶色
振袖に茶色の印象はあまりないかもしれませんが、茶色も人気のある色の1つです。
茶色は金色と相性が良く、金色の柄をちりばめることで高級感のある見た目に仕上がります。

6.黒色
黒は引き締まったクールな印象を与えてくれます。
人と被ることも少ないため、個性的で他とは違った魅力を作り出せます。

落ち着いた雰囲気のある方や大人っぽい方が着ると、より大人の女性らしい深みのある美しさを演出できるでしょう。

7.ピンク色
ピンク色は、なんといっても可愛らしさが魅力的です。
ピンク色自体に可愛らしいイメージやガーリーなイメージがあるため、女の子らしい可愛い衣装が好きな方にはピッタリです。

赤や水色とも相性が良く、全体的にふわっとした柔らかみや優しさのある見た目に仕上がります。

8.黄色
ピンク色と同様に、黄色も可愛らしさが魅力的なカラーです。
ビタミンカラーであるため、明るく元気で健康的な印象を与えてくれます。

9.紫色
紫色は、上品で大人っぽいイメージの強いカラーです。
キリッとした顔立ちや大人っぽい顔立ちの方が着ると、美しさがより引き立つでしょう。
また、金色と合わせることで高級感を演出できます。

□人気のテイストは?

1.古典系
日本の伝統的な振袖デザインを古典柄と言いますが、古典柄は最も定番のデザインで、全ての人の美しさを引き出します。
時代を超えて愛される魅力があり、1つ1つの柄が意味を持っていることも特徴的です。

2.モダン系
現代的なデザインの振袖は広く「モダン系」に分類されますが、モダン系の振袖は自由なデザインが特徴的で、カラフルな色使いや個性的な柄を楽しめます。

また、古典柄を現代風にアレンジした「レトロモダン」などもあり、モダンにもいくつかのタイプがあります。

3.ハンサム系・クール系
ハンサム系・クール系は、シャープな印象のダークカラーや、大胆な大柄でキリッとしたクールな印象を作り出していることが特徴的です。

最近では、柄が一部分にまとめられた、無地が映えるシンプルデザインも人気が出てきています。

4.ゴージャス系
ゴージャス系は、全体的に豪華なデザインをあしらった、見た目のインパクトが強い振袖です。
振袖自体の印象が強いため、派手な髪色や髪型にしても髪だけが浮いてしまう心配もありません。

5.キュート系
キュート系は、淡いパステルカラーや可愛らしい花柄などが特徴的です。
ふんわりとした可愛いらしさがあり、やさしい顔立ちやかわいらしい顔立ちの方によく似合います。

□小物と上手に合わせておしゃれな着こなしを

振袖の色やテイストとあわせて考えたいのが、草履やバッグなどの小物です。
振袖自体が美しくても、小物との調和が取れていなければ全体としてちぐはぐな印象になってしまうため、小物選びもよく考えて行う必要があります。

草履やバッグは見た目の印象には残りづらいかもしれませんが、一方で振袖に合っていないと見る人に違和感を与えてしまいます。
せっかく美しい振袖の印象を損なわないためにも、相性をよく考えて選ぶ必要があるのです。

草履は、振袖のカラーに合わせるか、あるいは金色や銀色を基調としたものを選ぶことがおすすめです。

例えば、赤系の振袖であれば赤い草履を選ぶか、金地や銀地に赤い鼻緒の草履を選ぶと調和がとれます。
素材はエナメル、本革、布地があり、好みと価格で選んで問題ありませんが、悪天候にも強いエナメルがおすすめです。

バッグは、振袖との色のバランスはもちろん、柄を合わせることも大切です。
古典柄には古典柄のバッグを、現代柄には現代柄のバッグを合わせることが基本です。

また、草履とバッグは必ずしもお揃いでなくてはならない決まりはありませんが、セット商品だと統一感が出るため、可能であればセット商品を選ぶことがおすすめです。

□まとめ

今回は、振袖の人気色ランキングと、人気のテイスト、小物選びのポイントをご紹介しました。
振袖はどの色にも魅力があるため、「この色を選ぶべき」といったことはありません。

ただし、迷ったときには人気の色から選んでしまうのも良い選び方の1つです。
テイストや小物ともあわせて考えて、上手な着こなしを目指しましょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です