くすみカラーの振袖が人気!くすみカラーの特徴や着こなしのポイントをご紹介!

ファッション業界では毎年新たなトレンドが登場し、同じ季節でも2年前や1年前とは違った服装を見かけることが多くなります。
こうしたトレンドは、実は振袖においても存在します。
例えば、「くすみカラー」は近年登場した振袖のトレンドの1つです。
今回は、そんな「くすみカラー」について、その特徴や着こなしのポイントをご紹介します。

□振袖にはトレンドがある

振袖は日本で古くから親しまれてきた伝統的な衣装であり、昔から同じものが着られているため流行やトレンドは関係ないとお考えになる方も多いでしょう。
実際、母親の振袖が世代を超えて娘に着られることも多いですが、母親の振袖だからと言って「古臭い」「時代遅れ」と思われることはありませんよね。

しかし、冒頭でも述べたように、振袖にも一般的なファッションと同様にトレンドが存在するのです。
振袖は毎年たくさんのブランドから個性を打ち出した新作が発表されているため、お洋服ほどの激しい移り変わりはないとはいえ、毎年少しずつ傾向に変化が生まれています。
例えば、一昔前だと赤や黒を使ったすっきりとした柄の振袖が人気でしたが、ここ数年では緑や白、青などが人気の高い色味になっています。

そして、近年特に人気の高まりを見せているのが「くすみカラー」なのです。

□くすみカラーとは?

くすみカラーとは、彩度が低く、くすみを含んだグレイッシュな色合いのことを指します。
「ニュアンスカラー」「ダスティカラー」「スモーキーカラー」とも呼ばれますが、これらはまとめて「くすみカラー」であるとされています。
落ち着いた色合いが特徴的で、大人っぽいコーデや洗練されたコーデを演出できます。

くすみカラーの対極にあるのが「ビビッドカラー」です。
ビビッドカラーは赤や緑、青などの原色やショッキングピンクなどのネオンカラーを中心とした、彩度が高く印象の強いカラーのことを指します。
鮮やかで印象的なビビッドカラーはアクセントとして効果的ですが、一方で人によっては着こなしが難しく、どちらかと言うと着る人を選ぶ色であると言えます。

反対にくすみカラーはビビッドカラーに比べて肌なじみが良く、比較的着る人を選ばないのがメリットです。
どんな人にも似合いやすく、柔らかい印象や大人っぽい印象を醸し出してくれることから振袖でくすみカラーが使われることも増えてきており、最近では振袖のトレンドとして注目されています。

「あまり派手にはしたくないが、トレンドを取り入れた今風の着こなしをしたい」
「明るい色は似合わない気がするから、落ち着いた色を選びたい」
このような方に、くすみカラーの振袖は特におすすめです。

□振袖で人気の高いくすみカラー

くすみカラーの中でもよく選ばれる色としては、4つの色が挙げられます。

1.ベージュ
ベージュは優しく透明感のある着姿を作りやすく、やわらかな雰囲気の着こなしを求めている方にピッタリです。
くすみカラーの中でも最も穏やかな雰囲気があり、見ていて癒されるような心地良さがあります。

2.グレー
グレーはくすみカラーの中でもクールな雰囲気のある色です。
紫や青など、寒色系の柄が入ったくすみグレーの振袖は、特にクールで引き締まった印象になりやすいです。

3.ピンク
ピンクは女性らしい柔らかな印象に仕上がります。
原色に近いピンクだと派手になりすぎたり、子供っぽい雰囲気になったりしますが、くすみピンクであれば大人の女性らしい着こなしができます。

4.パープル
パープルはもともと上品で大人っぽい色ですが、くすみカラーにすることで、大人っぽくなりすぎないバランスの良いカラーリングになります。
黒系の小物を合わせるとより大人らしい引き締まった印象になり、白系の小物を合わせると柔らかくも品のある着姿になるでしょう。

□くすみカラーの振袖を着こなすポイント

くすみカラーの振袖を上手に着こなす上では、以下のポイントを押さえることが大切です。

*色数を抑える

くすみカラーと同じように最近のトレンドとしてあるのが、振袖の色と帯や小物の色を揃える「ワントーンコーデ」です。
こうしたトレンドもあるため、よりトレンドを意識した今っぽい着こなしをしたいのであれば、色数を少なめにするのがおすすめです。
また、色数が多いと全体としてまとまりのない印象になったり、幼い着こなしになったりしてしまうこともあるため、そういった点でも色数は少なめに抑えるのがおすすめです。

*コントラストをうまく効かせる

振袖でコントラストが強い着こなしをすると派手な印象になりやすいですが、もともと落ち着きのあるくすみカラーでは、あまり派手になりすぎません。
そのため、くすみカラーで印象的な着こなしがしたいという方は、コントラストを強めに効かせるのがおすすめです。

*洋装の小物を取り入れる

くすみカラーのメリットの1つに、和風の着こなしにとらわれずにコーデを楽しめることが挙げられます。
くすみカラーは最近になって現れたトレンドであるため、現代的な着こなしと相性が良いです。
そのため、リボンやレースの髪飾り、ブーツといった洋装の小物とも上手に合わせられます。
選ぶ小物によって、かわいらしい感じにもモードな感じにもなるため、小物選びでも楽しめます。

*自由なヘアスタイルを楽しむ

小物と同様に、ヘアスタイルも選択肢の幅が広いです。
振袖に合わせる髪色は基本は黒やブラウンですが、くすみカラーで今風な着こなしをすれば、どんな髪色にも合わせられます。

□まとめ

今回は、振袖のトレンドの1つであるくすみカラーについてご紹介しました。
くすみカラーは彩度が低く、くすみを含んだグレイッシュな色合いのことを指し、どんな人にも似合いやすいのが魅力です。
同じくすみカラーでも、選ぶ色によって女性らしい柔らかな雰囲気にも、大人っぽい落ち着いた雰囲気にもでき、着こなしの幅が広いことも良さの1つです。
洗練された今風の着こなしをしたいという方にぴったりであるため、そのような方はぜひくすみカラーの振袖をチェックしてみてくださいね。

Maiでは、くすみカラーをはじめとして、トレンドを取り入れた多種多様な振袖を取り揃えております。
自分だけの着こなしをしたいとお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

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パーソナルカラーって何?パーソナルカラーを知ると振袖が選びやすくなる!

「ブルベ」「イエベ」という言葉を一度は耳にしたことがあるという方は多いでしょう。
これらは服選びで重要な「パーソナルカラー」にまつわる言葉です。
最近ではその人のパーソナルカラーに合った服を選ぶことが重要視されており、それは振袖選びにおいても同じです。
パーソナルカラーに合ったものを選ぶことで、より振袖を美しく着こなせると言われているのです。
今回は、そんな「パーソナルカラー」と振袖選びの関係について解説します。

□パーソナルカラーとは?

*パーソナルカラーって何?

パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った肌や目、髪の色に調和する色、つまり最も似合う色のことを指します。
その人が好きな色がパーソナルカラーになるのではなく、その人が持つ肌や瞳などの色によって決まります。

パーソナルカラーの考え方の根底にあるのは「色の見え方は周りの色彩に影響される」という対比現象で、この考え方に沿った色選びをすることで、衣服の色をより鮮やかに見せたり、その人自身の肌や髪の色をより輝かせたりできると言われています。
自分が持つパーソナルカラーのタイプを正しく見極めて、ファッションやヘアメイクに取り入れることで、その人が持つ本来の美しさを最大限に引き出せるのです。

*パーソナルカラーの分類は?

パーソナルカラーは、まず「イエベ」「ブルベ」の2種類に分けられます。
このうち、「イエベ」は「イエローベース」の略で、「ブルベ」は「ブルーベース」の略です。
厳密にはイエローベースを「イエローアンダートーン」、ブルーベースを「ブルーアンダートーン」と言いますが、ここでは一般的に使われる「ブルベ」「イエベ」の略称でご紹介します。

イエベは「イエローベース」と言うように、黄みを含んでいて、あたたかみを感じる色のグループのことです。
一方のブルベは、青みを含んでいて、冷たさを感じる色のグループのことを指します。

このイエベ・ブルベに分類された後、ここからさらに四季の名前が付いた4つのタイプに分類されます。

イエベは
・スプリング(イエベ春)
・オータム(イエベ秋)

ブルベは
・サマー(ブルベ夏)
・ウィンター(ブルベ冬)

に分けられます。

スプリング(イエベ春)は、黄みがかった色のうち、明るく鮮やかな色を指します。
サマー(ブルベ夏)は、青みがかった色のうち、淡く穏やかな色を指します。
オータム(イエベ秋)は、黄みががった色のうち、濃く落ち着いた色を指します。
ウィンター(ブルベ冬)は、青みがかった色のうち、メリハリのある鮮やかな色を指します。

4つの分類はそれぞれ以上のような特徴を持っており、似合う色を見つけるパーソナルカラー診断では、基本的にこの4つのタイプのうち、どのタイプにあてはまるのかを診断します。

1つ注意しておきたいのが、これら4つのタイプの分類はその人に合う「色味」を決めるものであり、その人に合う「色」を決めるものではないということです。
つまり、「あなたは赤が似合う」「青は似合わない」といったことはなく、「あなたにはこんな赤が似合う」「こんな青が似合う」といったことを決める分類であるということです。

*パーソナルカラーを知るメリットは?

パーソナルカラーを知るメリットは、自分に似合う色を知り、今まで知らなかった「本当の美しい自分」に出会えることです。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

・肌に透明感が出て美白効果が期待できる
・フェイスラインがすっきりして小顔に見える
・髪や瞳が輝いて生き生きとして見える
・洋服やメイク用品を選びやすくなる
・全体の調和がとれて洗練され、おしゃれに見える

パーソナルカラーに合った服やメイクを選ぶことで、その人自身が美しく見えるのはもちろん、服もより洗練されたおしゃれなものに見えるようになります。
さらに、自分に合った洋服やメイク用品を選べるようになるため、「買ってみたけど似合わなかった」といった失敗を減らせます。
非常にメリットが大きいため、まだ自分のパーソナルカラーを知らないという方は、ぜひ診断を受けてみてください。

□パーソナルカラー別の似合う振袖の特徴

1.スプリング(イエベ春)
スプリングタイプの人は、小さめの花柄でパステルカラーが多く使われた振袖がおすすめです。
暗めの色や濃い色は肌に対して着物が浮いてしまう可能性があるため、避けた方が失敗しにくいです。
色は、コーラルや黄色・黄緑などがよく似合うでしょう。

2.サマー(ブルベ夏)
サマータイプの人は、少しスモーキーなパステルカラーの流れるような小花模様の振袖がおすすめです。
振袖と重ね襟・帯締めにはローズピンク系の濃淡を、帯や帯揚げには淡いグリーンやパープルなどがよく合うでしょう。

3.オータム(イエベ秋)
オータムタイプの人は、カーキやダークブラウン、キャメルなど深みのある色の振袖がおすすめです。
上品な着こなしやゴージャスな着こなしが似合いやすく、大きな柄でもまとまりのある着こなしができるでしょう。

4.ウィンター(ブルベ冬)
ウィンタータイプの人は、メリハリの効いた色使いの振袖がおすすめです。
黒などの濃い色がメインの振袖でも暗くなりすぎず、クールに着こなせるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖選びで知っておきたい「パーソナルカラー」について解説しました。
パーソナルカラーはその人に似合う色を示すもので、以下の4タイプに分類できます。

・スプリング(イエベ春)
・オータム(イエベ秋)
・サマー(ブルベ夏)
・ウィンター(ブルベ冬)

どのタイプに当てはまるかで自分に似合う色が分かり、振袖選びの参考にできます。
診断には様々な方法がありますが、ネット上で簡単に診断できるページもたくさんあるため、気になる方はぜひ調べてみてください。
パーソナルカラーを知り、自分に合った最適な着こなしができると良いですね。

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着付けやヘアメイク、前撮りも可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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モノトーンの振袖の魅力とは?自分に合った選び方もご紹介!

昔ながらの伝統的なデザインの振袖は、日本の女性らしい奥ゆかしさのある着こなしができるのが魅力的ですよね。
しかし最近では、そうした伝統的な振袖だけでなく、モダンで今風な振袖の着こなし方も高い人気を誇っています。
「モノトーンコーデ」はそうした今風の振袖の着こなし方の1つです。
今回は、そんなモノトーンの振袖について、その特徴や魅力をご紹介します。
振袖選びのポイントも併せてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

□モノトーンの着こなしの特徴は?

「モノトーン」とは「モノクロームトーン」の略で、黒や白、グレーをメインにした配色のことを指します。
昔の白黒写真や白黒映画のような配色をイメージすると分かりやすいかもしれません。
モノトーンを中心とした着こなしをモノトーンコーデ(モノトーンコーディネート)と言いますが、このモノトーンコーデでは、名前の通り白や黒、グレーを主体としたカラーリングの服やアイテムが使用されます。

モノトーンコーデはモードファッションでよく取り入れられており、シックさやクールさを演出しやすく、統一感のある引き締まった印象を作り出せます。
基本が白と黒の2色とシンプルながらも、濃淡をつけることで変化が生まれ、奥行きや表情のある印象的な着こなしができます。
モードファッションのようなクールな着こなしのイメージがありますが、シンプルに優しくまとめた可愛らしい着こなしも人気です。
モノトーン特有のまとまった印象を作り出しやすく、シンプルながらも表現の幅が広いことが魅力です。

□モノトーン振袖の魅力は?

*シックでかっこいい見た目になる

前述したように、モノトーンの配色はシックでクールな印象を作り出しやすいです。
こうした特徴は、振袖のコーデにおいても当てはまります。

伝統的な振袖は花柄や縁起の良い鶴や蝶、松竹梅などの柄が一般的で、華やかな色使いが印象的です。
一方で、モノトーンコーデを振袖に取り入れる場合は、赤や黄色、ピンクといった鮮やかな色が使われないため、他とは違った個性的な着こなしができます。
特に、黒の面積が多いほど大人っぽい落ち着いた雰囲気になるため、普段から大人っぽいクールなコーディネートが好きという方には特におすすめです。

*いろんな髪色に合う

振袖と髪色の合わせ方は思った以上に重要で、同じデザインの振袖でも、その人の髪色によって全体としての印象は大きく変わることがあります。
黒髪の場合は、パステルカラーなどの明るく柔らかい色の振袖よりも、原色を使った鮮やかな振袖の方がよく似合います。
一方でピンクやパープル、ブルーなどの明るい髪色の方には、髪色と同じように明るくポップなパステルカラーなどの振袖が似合いやすいです。

モノトーンの振袖の場合は、黒髪とカラフルな髪色のどちらにも上手に合わせられます。
黒髪の場合は、髪色の黒もモノトーンコーデの一部となり、全体的に統一感が生まれます。
明るい髪色の場合は、シンプルでシックなモノトーンコーデが髪色の明るさをより引き立たせてくれるでしょう。

*差し色がアクセントになる

「モノトーンコーデにしたいけど、白と黒だけだと物足りない」
「シックになりすぎるのは避けたい」
このような方は、モノトーンコーデに差し色をアクセントとして入れるのがおすすめです。

白黒のキャンバスであれば、基本的にどんな色をプラスしても上手に映えます。
原色の赤や青、黄色など、どの色ともマッチして、コーディネートを格上げしてくれます。
小物に差し色を持ってくるのも、おしゃれな着こなし方の1つです。

□自分に合った振袖選びのポイントは?

1.身長と体型に合ったものを選ぶ
同じデザインの振袖でも、身長や体格の異なる人が着れば、見た目の印象には違いが生まれます。
例えば、背の高い人と小柄な人では生地の面積が変わってくるため、同じ柄を着ても見え方が変わります。
また、色や柄の選び方によっては体型をすっきり見せる着こなし方もできるため、そういった点でも自分に合ったデザインを選ぶことは大切です。

2.肌色に合ったものを選ぶ
人の肌の色は「イエローベース」と「ブルーベース」の2種類に分けられます。
イエローベースかブルーベースかによってその人に似合いやすい色も変わってくるため、一度自分がどちらに当てはまるのかをチェックしてみると参考になるでしょう。

3.理想のイメージを持っておく
実際に振袖を選ぶ際には、前もって理想のイメージを持っておくと良いでしょう。
特に選ぶ基準がない状態で振袖探しをすると時間がかかってしまい、自分にぴったりのものも探しづらくなります。
そのため、早い段階からたくさんの種類の振袖を見て、自分の譲れないポイントやこだわりを明確にしておくことをおすすめします。

4.第三者のアドバイスも参考にする
迷ったときには、自分や家族以外の第三者のアドバイスを聞いてみると良いでしょう。
特に、着付師やお店の人は様々なタイプの振袖を知っているため、あなたに合った最適な振袖を見つけてくれるかもしれません。

□まとめ

今回は、モノトーンの振袖の魅力についてお伝えしました。
モノトーンの着こなしはシックでクールな印象や、統一感のある引き締まった印象を作り出しやすいのが魅力です。
振袖でもそうした魅力を活かしやすく、モノトーンコーデを採用することで他とは違ったシックでかっこいい個性的な見た目に仕上げられます。
いろんな髪色にも合わせやすく、差し色を入れても楽しめるため、こだわりが強い方にもおすすめです。
振袖選びでお悩みの方は、一度モノトーンコーデから探してみてはいかがでしょうか。

Maiでは、モノトーンの振袖を含め、多種多様な振袖を4000着ご用意しております。
豊富な種類の中からじっくりとお選びいただけるため、振袖選びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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