振袖で人気の色はどんな色?色選びのポイントもご紹介!

「成人式の振袖を選びたいけど、種類が多すぎてどうやって選んだら良いか分からない…」
一生に一度の成人式の振袖選びでは、このように選択に迷ってしまう方もたくさんいらっしゃることでしょう。
前撮りや式当日など、人生の節目として大切な写真にも残るため、簡単には選べませんよね。

振袖をどうやって選んだら良いか分からないという場合は、まずは自分が着たい「色」を考えてみると良いかもしれません。
全ての選択肢の中からピンポイントでお気に入りを探そうとすると大変な作業になってしまいますが、「この色が良い」と最初に選択肢を絞ってしまえば、お気に入りを選びやすくなります。
今回は、そんな振袖の「色」について解説します。

□振袖で人気のある色は?

1.赤

赤系は、最も人気の高い王道のカラーです。
成人式の振袖と言えば赤い振袖をイメージされる方も多いことでしょう。
赤の振袖は華やかで品格があり、人と被ったとしても目を引くような美しさを醸し出します。
定番のカラーである分、誰にでも似合いやすく、失敗しにくい色でもあると言えます。

2.青

青は赤に次ぐ人気色・定番カラーだと言われており、赤系に比べて色合いの幅が広いことが特徴の1つです。
紺色に近い濃いめの青は、知的さや気品のある落ち着いた雰囲気になります。
緑色に近い青は、モダンな雰囲気になりやすく、ポップでおしゃれな印象や個性的な印象を作り出せます。
淡い水色のような青は、明るくポップで可愛らしい雰囲気や、爽やかで優しい雰囲気になります。

3.緑

緑も人気の高い色の1つで、落ち着きのある優しい印象になります。
緑は植物を象徴する色であるため、花柄と相性が良く、自然の優しさや美しさを醸し出します。
「落ち着いた雰囲気にしたいけど地味にはなりたくない」「かわいい花柄を選びたいけどあまり被りたくない」といった方は、緑の振袖を選ぶと良いかもしれません。

4.白

白は最近人気が高まってきているカラーで、清楚さや透明感のある印象が魅力的です。
一口に白と言っても、白地で柄が少なめのシンプルな振袖や、古典柄を全体的にあしらった振袖まで、白のバランスの度合いはさまざまです。
帯や小物合わせの自由度が高く、組み合わせるアイテム次第で全体の印象を自由につくり出しやすいことも白系の振袖の魅力です。

5.ピンク 

ピンク系の振袖は、なんと言っても可愛らしさが魅力的です。
ピンクの振袖と言うと「可愛くなりすぎる」「幼く見られそう」などと感じるかもしれませんが、淡いピンクであればそのような心配はありません。
淡いピンクは上品で柔らかい印象になり、帯や小物を上手に合わせることで清楚で上品な着こなしができます。
反対に、個性を出したい場合は鮮やかでビビッドなピンクを選ぶと良いでしょう。

6.黄色

黄色は日本人の顔色に馴染みやすく、さらにビタミンカラーとも言われていることもあり、顔色が良く見え、元気で明るい印象をつくり出せます。
黄色系のカラーとしては、透明感や清潔感のある「クリーム色」やレトロでポップな印象の「カラシ色」が人気で、それぞれ異なる魅力を持っています。
黄色は赤や青などに比べて人と被りにくい点も魅力の1つです。

7.紫

紫はシックで大人っぽい雰囲気を演出でき、他とは一味違ったクールな着こなしができます。
紫は古くから高貴な色とされていることもあり、高級感や重厚感を演出できる点が魅力です。
淡い紫色は上品で穏やかな雰囲気になり、濃い紫色はより高級感や気品のある雰囲気になります。
帯や小物に金色を取り入れることで、より大人っぽさや高級感を演出できるでしょう。

8.黒

黒の振袖はあまり見かけられませんが、近年その人気は高まりつつあります。
古典柄と合わせれば独特な上品さのある雰囲気に、クールなモダン柄と合わせれば気品のあるゴージャスな雰囲気に仕上がります。
大人っぽい雰囲気の方や個性を出したい方には特におすすめできるカラーです。

9.くすみカラー

「赤」や「青」などの特定の色ではありませんが、彩度が低めの「くすみカラー」もおすすめのカラーの1つです。
くすみカラーは洋服でもトレンドとされており、今風のおしゃれな着こなしが可能です。
ベージュやグレー、グレージュなどの振袖は肌馴染みもよく、金髪やアッシュ系のヘアカラーとも相性が良いです。
定番の赤や青の振袖においても、ドライフラワーのようなくすみのあるカラーが注目を集めています。

□振袖の色選びのポイントは?

振袖の色選びを行う際には、パーソナルカラーを確認することがおすすめです。
パーソナルカラーとは、その人の肌や髪、瞳や唇などの色に調和する色のことで、その人に似合う色を表します。
最近では、「イエローベース」「ブルーベース」といった言葉を耳にすることがありますが、これらはパーソナルカラーのタイプを表す言葉です。
例えば、黄みがかった肌色の人なら明るめのイエローやグリーンを、色白の人ならパステル系のやさしい色を選ぶと、その色が肌の白さを引き立ててくれるなどの効果が期待できます。

「自分に似合う振袖が分からない」「良いと思った振袖を試着したら似合わなかった…」といった方は、パーソナルカラーを踏まえて振袖選びをしてみるとうまくいくかもしれません。

□まとめ

今回は、振袖の人気色と色選びのポイントをご紹介しました。
振袖は赤や青、緑といった定番カラーが人気ですが、白や紫、黒、くすみカラーなど、最近ではその他の色も人気になってきています。
パーソナルカラーを意識しながら様々なカラーを試着してみて、自分にピッタリの振袖を見つけてくださいね。

振袖の和柄にはどんな柄がある?それぞれの特徴や意味をご紹介!

多種多様な花柄、鳥や蝶などの生き物の柄、鞠や組紐などの日本らしい品物の柄など、振袖には豊富な種類の和柄が存在します。
どの柄も美しく情緒があって素敵ですが、どの柄も魅力的なだけに、「何を選べば良いかわからない」と困ってしまう方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、それぞれの和柄の特徴や柄が示す意味をご紹介します。
見た目のデザインだけでなく、柄の持つ意味を知ることで、より自分に合った柄を選べるようになるでしょう。

□振袖の柄にはどんな種類がある?

そもそも振袖の柄は、大きく3つの種類に分類できます。
その3つの種類というのが、「古典柄」「新古典柄」「モダン柄」です。

「古典柄」は、日本に古くから伝わる伝統的な柄で、「和柄」と言うと、この古典柄のことを指します。
最もオーソドックスな柄でもあり、成人式で着られる振袖の多くは古典柄があしらわれています。
後ほど紹介しますが、古典柄の柄はそれぞれが意味を持っており、成人式などのおめでたい場面にはピッタリだと言えます。
また、日本では長く親しまれてきている柄であるため、流行に左右されないといった魅力もあります。

「新古典柄」は、古典柄と洋柄や現代柄を合わせた柄です。
伝統的な古典柄をベースとしつつも、きらびやかな洋柄やポップな現代柄が組み合わされており、優しく華やかな雰囲気を演出できます。
古典柄に比べてシンプルでさっぱりした印象になりやすいため、重々しい雰囲気よりもポップな雰囲気を好む方などにおすすめです。

「モダン柄」は、古典的な要素を取り除いて、洋柄や現代柄を全体にあしらったデザインです。
一口にモダン柄と言ってもそのデザインはさまざまですが、例えばチェックやハート、水玉やボーダーなど、伝統的な振袖では見られない自由なデザインが魅力的です。
他の人と被りたくないという方や、個性的な見た目に仕上げたいという方におすすめです。

□和柄にはどんな種類の柄がある?

*和柄の大まかな種類

和柄には多種多様なモチーフがありますが、それらは大まかにいくつかの種類にまとめられます。
例えば、以下の種類が挙げられます。

1.花柄
花柄は女性らしい華やかさを演出できるため、古典柄の中でも特に人気の高い柄です。
花柄は多くの方に選ばれるため、最も定番の柄とも言えるでしょう。
「桜」「菊」「牡丹」「椿」「薔薇」など、多くの種類の花柄が存在します。

2.鳥や蝶
日本で親しまれている生き物はさまざまですが、その中でも鳥や蝶は縁起が良いとされており、振袖の柄としても多く用いられています。
鶴や鳳凰は次に紹介する吉祥文様でもあり、縁起の良さから、鳥の柄の中でも特に人気です。
蝶はさなぎから成長して飛び立つ様子から、女性の成長を願うといった意味を持っています。

3.吉祥文様(きっしょうもんよう)
吉祥文様は、「縁起が良い」「めでたい」といった意味を持つ文様です。
振袖の和柄はどれも縁起の良い意味を持っていますが、その中でも特に縁起が良いとされているのがこの吉祥文様です。
「松竹梅」「鶴」「亀」「龍」「鳳凰」「宝尽くし」などが吉祥文様として挙げられます。

4.有職文様(ゆうそくもんよう)
有職文様は中国から伝わり、その後日本に定着した格式高い文様です。
「七宝文」「花菱」「亀甲文」などが有職文様の代表で、それぞれが花や亀の甲羅などをモチーフに、それらを抽象化した独特なデザインとなっています。

*和柄で使われる柄

1.桜
桜は五穀豊穣を願い、新しい門出を祝う縁起の良い花です。
新たな花々や命が芽吹く春の象徴でもあり、大人の仲間入りをする成人式にはピッタリです。

2.菊
菊は長寿を意味する花で、桜と共に日本を象徴する花でもあります。
秋の花ではありますが、季節を問わず身につけられます。

3.牡丹
牡丹は「百花の王」とも言われており、「富貴」や「幸福」を意味します。
かつては身分の高い方の着物に用いられていたこともあり、花が示す意味に申し分ない華やかな見た目をしています。

4.鶴
「鶴は千年」という言葉がありますが、この言葉通り、長寿や生命力の豊かさを象徴しています。
しなやかな姿は美しさや高貴さを際立たせ、幸せを願う柄として結婚式などの慶事の場面でも多く見かけられます。

5.松竹梅
松竹梅は、室町時代から伝わるおめでたい吉祥文様です。
四季を通して青々と茂る常緑の「松」、天に向かってまっすぐに育つ「竹」、春になると真っ先に美しい花を咲かせる「梅」の組み合わせで、生命の輝きと力強さを表しています。

6.七宝(しっぽう)
七宝は、同じ大きさの円が幾重にも連続して広がっていく柄で、円満や繁栄を意味します。
仏教の七宝(金・銀・水晶・瑠璃・瑪瑙・珊瑚・しゃこ)と同じくらいに尊く価値がある願いであるということから、「七宝」と名付けられています。

7.亀甲文様
奈良時代から使われているとされる非常に歴史の長い文様で、長寿の象徴である亀の甲羅を模した六角形をしています。
この文様を複数連ねることで、永遠の繁栄を願う意味になるとされています。

□まとめ

今回は、振袖の柄の種類と、それぞれの和柄が持つ意味をご紹介しました。
振袖の中でも特に人気な和柄は、1つ1つの柄がおめでたい意味を持っており、大人の仲間入りを果たすおめでたい場面である成人式にはピッタリだと言えます。
振袖選びを行うときは、見た目の印象だけでなく、ぜひ柄が持つ意味にも注目してみてください。

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振袖に似合う髪型はどんな髪型?髪型選びのポイントをご紹介!

成人式の振袖選びでは、どの振袖を選ぶべきか、どの振袖が自分に似合うかで非常に迷いますよね。
一生に一度のおめでたい場面ですから、最も自分に合った振袖を選びたいと思うことでしょう。
振袖を上手に選ぶコツとしてはさまざまなことが挙げられますが、その中でも見落とされがちなポイントとして、「髪型も合わせて考えること」が挙げられます。
そこで今回は、振袖に合わせる髪型の決め方や選び方のポイント、さらに髪飾りの重要性について解説します。
振袖選びをこれから行うという方は、ぜひ参考にしてみてください。

□振袖に合わせる髪型の決め方は?

*理想のイメージから決める

まずは、自分がなりたい姿、理想のイメージを思い浮かべましょう。
普段の自分に囚われすぎず、インターネットやカタログでさまざまな写真を見比べたりしながら、理想のイメージを作っていきます。
振袖と髪型でその人の印象は大きく変わるため、「自分の雰囲気と違うから…」「こんな風にしたことないから…」と消極的になりすぎず、大胆にいつもと違う自分にしてしまうのもアリでしょう。

可愛いイメージや優しいイメージにしたい場合は、毛先を巻いたゆるふわなアレンジや、全体的にルーズにまとめるアレンジがおすすめです。
前髪を下ろすことも、かわいらしさを演出するためのポイントです。

反対に、大人っぽいイメージやクールなイメージに仕上げたい場合は、全体的にきっちりとまとめ、カールよりも艶を出すことを意識することがポイントです。
前髪は上げるかサイドに流すのがおすすめで、顔周りをなるべくすっきりさせることでクールで大人っぽい印象を出しやすくなるでしょう。

*振袖のテイストに合わせる

「こういう振袖を着たい」と、振袖のテイストが先に決まっている場合や、先に振袖を選んだ場合は、振袖のテイストに髪型を合わせていく形になります。

豪華で重厚感のある古典柄の振袖を選ぶ場合は、振袖の豪華さに合わせて、華やかなアップアレンジの髪型にするのがおすすめです。
頭の下の方でまとめたアレンジは大人っぽくも可愛らしさのある印象になり、頭の上の方でまとめたアレンジは明るく可愛らしい印象になるでしょう。

淡いカラーや可愛らしいカラーの振袖を選ぶ場合は、ルーズにまとめるアレンジや、編み込みを取り入れたアレンジがおすすめです。
すっきりまとめるアレンジは振袖の淡い雰囲気やポップな雰囲気と合わない可能性があるため、明るい振袖に対してはゆるふわ系のアレンジが無難だと言えます。

落ち着いた色味の振袖を選ぶ場合は、振袖の大人っぽい雰囲気に合わせて低めの位置でまとめたアレンジや、すっきりとまとめたアレンジがおすすめです。
振袖に合わせて大人っぽい印象や落ち着いた印象を出したい場合は、顔周りのおくれ毛は残さないことがポイントです。

大柄の振袖や個性的な振袖を選ぶ場合は、振袖の特徴に合わせて自由な髪型選びができます。
中でもおすすめなのは、ダウンヘアやボブなど、髪の毛を下ろしたヘアアレンジです。
または、ハイポニーのアレンジもおすすめです。

□自分に似合う髪型を選ぶポイントは?

振袖と髪型の相性を考えることはとても重要ですが、もう1つ重要なポイントとしては、自分に似合う髪型を選ぶことも挙げられます。
自分に似合う髪型を選ぶ上では、自分の輪郭のタイプを把握して、それに合った髪型を知ることが大切です。
輪郭のタイプとしては主に、「卵型」「丸顔」「面長」「ベース型」「逆三角形型」がありますが、これらの輪郭のタイプによって似合う髪型が分かれます。

やや縦長でバランスの良い「卵型」の輪郭タイプの人は、基本的にどんな髪型でも似合いますが、サイドにボリュームが出る髪型や、ふわっとした髪型、毛先に動きが出る髪型がおすすめです。

可愛らしい印象の「丸顔」の方には、縦の長さが強調されるような髪型がおすすめです。
横の長さを目立たせず、縦の長さを印象づけることがポイントです。

細い顔立ちや大人っぽい顔立ちが印象的な「面長」の方は、縦の長さが強調されないようにすることがポイントです。
サイドにボリュームを持たせたり、毛先を巻いてひし形シルエットを作ったりすると良いでしょう。

骨格がしっかりとしている「ベース型」の方は、トップにボリュームを持たせたり、顔周りをボリューミーにすると、エラやハチの張りが目立ちにくくなり、より女性らしい印象になるでしょう。

クールな印象の「逆三角形型」の方は、かわいらしく丸みのある髪型や、下に重心を持っていくボブの髪型などがおすすめです。

□美しく着こなすためには髪飾りも重要!

髪型と合わせて考えたいのが、「どんな髪飾りを選ぶか」です。
同じ髪型でも、合わせる髪飾りによって印象は大きく左右されるため、髪型を選ぶ時点である程度髪飾りについても考えておくと失敗しにくくなるでしょう。

髪飾りには、造花、生花、ドライフラワー、水引やひも、メタルやパールのピン、金箔やラメ、リボン、帽子やヘッドドレスなど豊富なバリエーションがあります。
振袖と髪飾りのテイストを合わせることや、全体的なカラーのバランスを意識することも、全体として振袖を美しく着こなすためのポイントです。

□まとめ

今回は、振袖を上手に着こなすための髪型選びのポイントをご紹介しました。
髪型を選ぶ際には、振袖の色味やテイストと合わせることと、自分の輪郭に合った髪型を選ぶことがとても重要です。
今回のポイントをぜひ参考にして、髪型選びも意識した上手な振袖選びを行ってくださいね。

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成人式の振袖はいつ決める?時期やスケジュールについてご紹介!

一生に一度の記念すべき日である成人式。
自分好みの振袖を着て、美しい姿で臨みたいですよね。

自分の好みに合っていて、かつサイズがピッタリなものを探すためには、適切なタイミングで振袖探しを始めることが重要です。
探す時期が悪いと、すでに振袖が残り少なくなっており、良いものを見つけられなくなってしまう可能性があるためです。

そこで今回は、振袖を決める時期や準備のスケジュール、選ぶ際のポイントについて解説します。

□成人式の振袖はいつ決める?

*振袖選びは早い方が良い?

成人式の振袖準備の動き出しは思った以上に早く、早い人だと高校2年〜3年の段階で探し始める方もいらっしゃいます。
「高校2〜3年から探し始める」と聞くと、「早すぎるのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人気のものはすぐになくなってしまうことも多いため、振袖選びは早いに越したことはないのです。

また、振袖選びでは、単に好きなものを選ぶ作業だけではなく、予算決めや情報収集、お店選びなど、多くの作業が必要になります。
レンタルにするか、購入するか、それとも親の振袖を着るか、といったことの意思決定にも時間がかかるかもしれません。

こうした理由から、選ぶ際には早く動き出した方が良いとされているのです。

ただし、いくつか注意点があります。
それは、早く選びすぎると成人式当日までに流行や好み、体型などに変化が生じてしまう可能性があるということです。

あまりに早く選びすぎると、成人式当日になって「今の好みと違う」と後悔する結果になる可能性も考えられるため、早過ぎず遅過ぎず、ちょうど良いタイミングで選ぶことが大切だと言えます。

*具体的なタイミングは?

予約が最も多くなる時期としては、「高校卒業前後」と「高校を卒業した年の7〜9月」の2つが挙げられます。

高校卒業前の1〜3月は、成人式が終わり、レンタルされていたものが続々とお店に返却される時期であるため、お店に豊富なバリエーションの振袖が揃います。
このタイミングを狙って振袖探しをされる方は多くいらっしゃいます。

また、高校卒業後は、受験が終わり一息つけるタイミングでもあるため、この時期にも多くの方が探し始めます。

高校を卒業した年の7〜9月は、夏休み中で時間にゆとりが生まれることもあり、高校卒業後と同様に探し始める方が多いです。
また、この時期は新作が発表される時期でもあるため、新作を着たいと考えてこの時期に探し始める方も多くいらっしゃいます。

□成人式準備のスケジュールの例

・成人式から2年前半前
まず、高校3年生の夏頃からどんな振袖があるかを見始めます。
色々な種類を見て、自分にどんな振袖が似合うか、どんな振袖を着たいかの見当をつけていきます。

・成人式から2年前
高校3年生の1月〜3月頃に、予約を行います。
予約が集中しやすく、受験前でもあるため、早めに済ませてしまうと良いでしょう。

・成人式から1年半前
この時期は予約の二度目のピークにあたるため、「これだ」と思ったものがあれば早めに予約を確定させておきたいところです。
また、新作を着たい方にとっては大切な時期でもあります。

・成人式から1年前
この時期になると、予約の最終段階に入ります。
最終段階と言っても、これ以降は予約が一切できなくなるというわけではないため、心配し過ぎる必要はありません。

ただし、早期予約特典が終わったり、美容院での着付け枠が埋まったりする時期でもあるため、この時期までに予約を済ませておいた方が安全です。

・成人式から半年前
この時期でも予約は可能ですが、希望通りの振袖が見つかる可能性は低いです。
予約可能なギリギリのタイミングと言えるでしょう。

□振袖を選ぶ際のポイント

1.きちんと試着をする
自分の理想にピッタリ合った振袖が見つかったとしても、それを自分が着たときに、必ずしもイメージしていたような理想通りの姿になるとは限りません。

お顔の雰囲気や肌の色、身長や体格などによって、カタログ上の写真や振袖自体のイメージとは異なる雰囲気になる場合もあるのです。
そういった失敗を避けるためにも、きちんと試着をしてじっくりと検討することが大切です。

2.理想とするイメージを持っておく
振袖には多種多様な色や柄があります。

そのため、「ざっと全部の振袖を見ていって、良いのがあったらそれにするか考えよう」といった選び方をしていると、想定を大幅に超える時間がかかってしまう可能性があります。
振袖選びをスムーズに進めるためには、先に理想とするイメージをある程度固めておくことが大切です。

3.第三者のアドバイスを参考にする
家族や友人、あるいはお店のスタッフなど、第三者にも意見を聞いてみましょう。

第三者の意見を聞くことで、自分では似合わないと思っていた色や柄が、思いのほか自分と相性が良いことに気づける場合があります。
振袖選びの可能性を広げられるため、いろんな人にアドバイスをもらってみると良いでしょう。

□まとめ

今回は、成人式の振袖を決めるタイミングやスケジュールと、選ぶ際のポイントについて解説しました。

振袖の予約は、「高校卒業前後」と「高校を卒業した年の7〜9月」に最も多くなります。
この時期を過ぎると理想の振袖を見つけにくくなってしまう可能性があるため、遅くとも成人式から1年半前までには予約を済ませる意識で振袖選びを行うと良いでしょう。
ご紹介したポイントも押さえつつ、ご自身にピッタリの振袖を見つけてくださいね。

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振袖のサイズはどう選ぶ?着丈・身丈・桁丈・袖丈とは?測り方や選び方を解説!

滅多に着る機会のない振袖。
何度も着られるものではないため、成人式などで着る際には、上手に美しく着こなしたいですよね。

上手に着こなす上で大切なポイントはたくさんありますが、特に重要なポイントとしては「サイズ選び」が挙げられます。
どれだけ美しい振袖でも、全くサイズが合っていなければ美しい着姿にはなりません。

今回は、振袖のサイズに関する用語の意味や測り方、正しい選び方をご紹介します。

□着丈・身丈・裄丈・袖丈とは?

正しいサイズの振袖を選ぶためには、まず正しい知識を持っておくことが大切です。
その際に重要となるサイズの基準としては、「着丈」「身丈」「裄丈」「袖丈」の4つが挙げられます。

*着丈(きたけ)

これは、着付けたときの振袖の長さのことを指します。
およそ身長の80パーセント程度の長さが着丈にあたります。
鎖骨から足のくるぶしまでの長さが着丈に該当するとも言われます。

次に述べる「身丈」と混同しやすいですが、着丈と身丈は明確に違うものです。
そのため、サイズ表記が「着丈」と「身丈」のどちらなのか確認することが大切です。

*身丈(みたけ)

これは、首を包む肩山から足首にかかる裾までの長さのことを指します。
おはしょりの長さも含まれることが着丈との大きな違いです。

そのため、身丈は着丈よりも長くなります。
着丈は身長の80パーセント程度と述べましたが、一方の身丈はほとんど身長と同じ長さになります。

ちなみに、おはしょりとは、着物を着用する際に身丈よりも長い部分を胴部でたくし上げた、帯の下方に出た折り返しのある部分のことです。
漢字で書くと「お端折り」と表記されます。

男性の和服にはない部分で、女性ならではの和服の特徴です。
身長と着物の身丈との調節に利用されている部分であり、長さは指の長さ程度になります。

*裄丈(ゆきたけ)

裄丈は、「背縫い」と呼ばれる背中の中心部分から袖口までの長さのことです。
イメージしにくい場合は、腕の長さのことだと考えて良いでしょう。
裄丈が短すぎると窮屈な印象になってしまい、反対に長すぎると野暮ったい印象になってしまいます。

いずれにしても、適切なサイズでないと美しい着姿にならないため、正確にサイズを把握する必要があります。

*袖丈(そでたけ)

袖丈は、文字通り袖の長さのことを指します。
成人式でよく見られる振袖の袖丈は、100センチメートル程度が一般的です。

□振袖のサイズの測り方は?

正しく振袖選びを行う上では、上記4つのサイズについて意味を理解しておくことが重要ですが、同時にこれらのサイズの測り方についても把握しておくことが好ましいです。
振袖を呉服屋さんでお仕立てする場合は一から計測しますが、最近では既製品でサイズ展開がされているものも多いです。

そのため、ご自身で測れるようになっておくと振袖選びをスムーズに進めやすくなるのです。

以下では、それぞれの部分の計測方法をご紹介します。
なお、ご自身で計測される場合は100円ショップやホームセンターなどで入手できるメジャーを用意しておきましょう。

「着丈」は鎖骨から足のくるぶしまでの長さを測ります。

ただし、着丈よりも身丈の方がサイズ表記として使われることが多いため、着丈はそれほどサイズとしては参考にならない可能性もあります。

「身丈」は身長と同じくらい〜身長に5センチメートル程度を加えた数字が目安とされています。
身丈は着丈におはしょり分を足した長さであるため、着丈よりも長くなります。

ふくよかな方の場合は丈が少し上がることもあるため、身長+8〜10センチメートル程度になる可能性もあります。
なお、身丈は短すぎると着付けでカバーできなくなる可能性があるため、やや長めに測っておくことをおすすめします。

「裄丈」は、腕を斜め45度に下げて、鎖骨を始点に、肩の頂点を通って、手首が少しかぶるくらいを終点にして計測します。

「袖丈」は、振袖の袋状になっている袖の一番上の袖山からたもと(袖の一番下)までを計測します。

□振袖の正しい選び方は?

正しいサイズで選ぶために押さえておくべきポイントとしては、以下の5つが挙げられます。

・袖は手首が隠れる程度で
・身丈と着丈を混同しないこと
・試着する
・計測に慣れた人に測ってもらう
・サイズがどうしても合わない場合は仕立て直しも考える

ご自身で計測や振袖選びをされる際には、特に身丈と着丈を間違えないように注意しましょう。

また、振袖をより美しく着こなすためには、袖の長さにも注意が必要です。
手首が全て出てしまうと美しさや上品さに欠ける見た目になってしまうため、手首は少し隠れる程度の長さを意識しましょう。

サイズを計測してもらう場合には、計測に慣れた人に測ってもらうことと、どうしても合わない場合は仕立て直しを考えることも大切です。
お金がかかってしまうものの、知識や技術のある人に計測や仕立て直しを任せた方が、後悔のない振袖選びができるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖のサイズ選びを行う上で知っておきたいサイズの指標と計測方法、選ぶ際のポイントをご紹介しました。

色やデザインはもちろん重要ですが、それと同じくらいサイズも重要です。
紹介した4つのサイズを理解して、ご自身にピッタリの振袖を選んでくださいね。

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振袖の髪型の決め方は?おすすめの髪色についてもご紹介!

一生に一度の成人式では、どんな振袖、どんな髪型、どんな髪色で行こうかと、多くのことに悩むことでしょう。
振袖選びに迷うのはもちろんですが、人によってはそれ以上に髪型選びにも迷ってしまうかと思います。

同じ振袖でも、髪型や髪色が違うだけで見た目の印象が大きく変わるため、髪型は思った以上に重要な要素でもあります。

そこで今回は、振袖に合わせる髪型や髪色の決め方、ヘアカラーのタイミングなどについて解説します。
成人式の髪でお悩みの方は、ぜひご覧ください。

□振袖に合わせる髪型の決め方は?

成人式では、多くの方が振袖にあわせて髪の毛をセットします。
普段と変わらない髪型で参加される方もいらっしゃいますが、多くの場合、振袖に似合うような華やかな髪型で参加します。

そのため、振袖を着るにあたっては、普段の髪型選びとは違う、振袖に合わせるための髪型選びを行う必要があるのです。
振袖に合わせる髪型選びのポイントとしては、以下が挙げられます。

*輪郭に合わせる

同じ振袖、同じ髪の長さ、同じ髪色でも、人によって顔の輪郭が違うため、似合う髪型には違いがあります。

ヘアカタログなどを見て、「自分にはこの髪型が似合いそう」と思っても、いざセットしてみると、輪郭の違いから、「イメージしていたものと違った」と感じてしまう可能性もあるのです。

そこでまずは、ご自身の輪郭を知り、それに合った髪型を選ぶことがポイントとなります。
お顔の輪郭のタイプは、大まかに以下の5つに分類できます。

1.卵型
卵型は、やや縦長で、きれいな卵のような形をしたバランスのとれた輪郭のタイプです。
バランスの良い輪郭であるため、どんな髪型にも似合いやすいです。

ただし、やや縦長であることから、前髪センター分けやトップにボリュームが出る髪型など、面長に見える髪型は避けた方が無難でしょう。

2.丸顔
丸顔は、輪郭が丸く、縦横の比率が1:1の丸に近い輪郭のタイプです。
幼く見られがちで、人によってはふくよかに見えてしまうこともあるため、面長を意識した髪型で大人っぽい印象を出すことがポイントです。

反対に、顎より上でカットするストレートのショートなど、肌の面積が多く見えるような髪型は避けた方が安全だと言えます。

3.面長
面長の方は、細い顔立ちと大人っぽい印象が特徴的です。
おでこの広さや顔の長さによって縦長の印象が生まれやすくなるため、横幅を強調させる髪型がおすすめです。

反対に、縦長が強調されがちなストレートヘアは避けた方が無難だと言えます。

4.ベース型
ベース型は、骨格がしっかりしており、ボーイッシュな印象になりやすい輪郭です。
エラやハチの張りが気になる方が多い輪郭でもありますが、トップにボリュームを持たせたり、立体感のある髪型にしたりすることで輪郭の印象はカバーできます。

前髪やフェイスラインの髪が短かったり、両サイドの髪を耳にかけたりすると輪郭が目立ちやすくなるため注意が必要です。

5.逆三角形型
逆三角形型は、クールな印象がある一方で、顎周りが細くなっていることから、きつい印象を与えてしまうこともあるようです。

そのため、顎周りの髪に丸みを持たせ、柔らかさを作り出すことが髪型のポイントだと言えます。

反対に、重めのぱっつん前髪や、逆三角形が強調されるウルフヘアは避けた方が無難でしょう。

*振袖に合わせる

輪郭の次に大切なのは、振袖の雰囲気とマッチさせることです。
例えば、ガーリーなテイストの振袖であれば、髪型も女の子らしい雰囲気が似合います。

一方、伝統的な柄の振袖の場合は、日本人らしい黒髪のオーソドックスな髪型がよく似合います。

このように、振袖の持つ雰囲気を考慮して、頭からつま先までトータルコーディネートをする意識を持つと良いでしょう。

□髪色の決め方は?

・青色の振袖の場合
青の振袖には、ブラウンベージュやグレイベージュ、ピンクブラウンがよく似合います。
どの髪色もやや暗めですが、黒髪と違って重みを感じさせない点が特徴的です。

・赤色の振袖の場合
赤の振袖には、ミルクティーやオリーブアッシュ、ココアブラウンがよく似合います。
伝統的な赤には黒髪も相性ぴったりですが、この3つの髪色は、よりおしゃれさを演出でき、上手に着こなしているように見せられます。

・緑色の振袖の場合
緑色の振袖には、モカブラウン、オレンジブラウン、アッシュベージュがよく似合います。
どの髪色も派手すぎず地味すぎず、優しい緑によく調和します。

・白色の振袖の場合
白の振袖には、ピンクベージュやミルクティーベージュ、ダークグレーがよく似合います。
どの髪色も明るすぎないながらもふんわりとした軽さがあり、白の明るさや優しさと相性が良いです。

□ヘアカラーはいつすれば良い?

成人式写真を撮る場合は、写真撮影日の1週間ほど前にヘアカラーを行うと良いでしょう。
髪を染めた直後よりもヘアカラーをしてから1週間ほど経ったぐらいのタイミングの方がよく馴染んで見えるため、1週間前を目安に行うことがおすすめです。

ただし、選んだ髪色やヘアカラーが抜けやすい人の場合は、写真撮影日の3〜4日前の方がよく馴染んで見える可能性もあります。
ブリーチを入れる明るい髪色であれば、写真撮影日や式の直前に入れることで、髪の毛の根元まできれいなカラーで見せられるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖に合わせる髪型と髪色の選び方、ヘアカラーを行うタイミングについて解説しました。

振袖を美しく着こなすためには、振袖自体はもちろんですが、それに合わせる髪型や髪色も非常に重要です。
紹介したポイントを押さえて、ご自身や振袖にピッタリの髪型・髪色を選んでくださいね。

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振袖の色はどれが人気?ランキングをご紹介!

振袖には多種多様なカラー展開があり、どの色も魅力的に見えるため、どの振袖を選ぼうか悩んでしまいますよね。

また、色だけでなく、古典系やモダン系など、テイストにもいくつかの種類があり、こちらもどれを選ぶべきか悩ましいところです。
こうした種類の豊富さから、「色もデザインも多すぎて選べない」と困ってしまう方も中にはいらっしゃるでしょう。

そんな方は、まずはどの色に人気が集まっているのかを知ってみると良いかもしれません。
人気の色は失敗しにくい色でもあるため、人気の色を知ることで、自分が選ぶべき色が見えてくる可能性があります。

そこで今回は、振袖の人気色ランキングや人気のテイスト、さらに小物と合わせるコツについてご紹介します。

□振袖の人気色ランキング

1.赤色
赤は最も定番の色であり、振袖と聞いて多くの方がイメージする色でもあります。

赤は華々しい見た目が印象的で、魔除けの意味も込められていることから、成人式などのおめでたい場面にはぴったりです。
日本人の肌色や顔つきとも相性が良く、全体的に美しい見た目に仕上がります。

2.白色
白は、最近特に人気が高まってきているカラーです。
白と言っても真っ白ではなく、袖の色が違ったり、全体的にカラフルな柄がちりばめられたりしているものが多いです。

明るさや清楚さのある白は、着る人の印象をより明るくしてくれます。

3.青色
青は、紺色から鮮やかな青色、そして水色まで、幅広いカラーバリエーションがあります。
濃いめの青であれば大人っぽい雰囲気を演出でき、淡いパステルカラーに近い青であればポップさや可愛らしさを演出できます。

4.緑色
緑色も、近年人気の高まりを見せているカラーです。
緑色は植物の葉っぱの色でもあるため、花柄と相性が良く、自然を思わせるような優しさや美しさを醸し出せます。

5.茶色
振袖に茶色の印象はあまりないかもしれませんが、茶色も人気のある色の1つです。
茶色は金色と相性が良く、金色の柄をちりばめることで高級感のある見た目に仕上がります。

6.黒色
黒は引き締まったクールな印象を与えてくれます。
人と被ることも少ないため、個性的で他とは違った魅力を作り出せます。

落ち着いた雰囲気のある方や大人っぽい方が着ると、より大人の女性らしい深みのある美しさを演出できるでしょう。

7.ピンク色
ピンク色は、なんといっても可愛らしさが魅力的です。
ピンク色自体に可愛らしいイメージやガーリーなイメージがあるため、女の子らしい可愛い衣装が好きな方にはピッタリです。

赤や水色とも相性が良く、全体的にふわっとした柔らかみや優しさのある見た目に仕上がります。

8.黄色
ピンク色と同様に、黄色も可愛らしさが魅力的なカラーです。
ビタミンカラーであるため、明るく元気で健康的な印象を与えてくれます。

9.紫色
紫色は、上品で大人っぽいイメージの強いカラーです。
キリッとした顔立ちや大人っぽい顔立ちの方が着ると、美しさがより引き立つでしょう。
また、金色と合わせることで高級感を演出できます。

□人気のテイストは?

1.古典系
日本の伝統的な振袖デザインを古典柄と言いますが、古典柄は最も定番のデザインで、全ての人の美しさを引き出します。
時代を超えて愛される魅力があり、1つ1つの柄が意味を持っていることも特徴的です。

2.モダン系
現代的なデザインの振袖は広く「モダン系」に分類されますが、モダン系の振袖は自由なデザインが特徴的で、カラフルな色使いや個性的な柄を楽しめます。

また、古典柄を現代風にアレンジした「レトロモダン」などもあり、モダンにもいくつかのタイプがあります。

3.ハンサム系・クール系
ハンサム系・クール系は、シャープな印象のダークカラーや、大胆な大柄でキリッとしたクールな印象を作り出していることが特徴的です。

最近では、柄が一部分にまとめられた、無地が映えるシンプルデザインも人気が出てきています。

4.ゴージャス系
ゴージャス系は、全体的に豪華なデザインをあしらった、見た目のインパクトが強い振袖です。
振袖自体の印象が強いため、派手な髪色や髪型にしても髪だけが浮いてしまう心配もありません。

5.キュート系
キュート系は、淡いパステルカラーや可愛らしい花柄などが特徴的です。
ふんわりとした可愛いらしさがあり、やさしい顔立ちやかわいらしい顔立ちの方によく似合います。

□小物と上手に合わせておしゃれな着こなしを

振袖の色やテイストとあわせて考えたいのが、草履やバッグなどの小物です。
振袖自体が美しくても、小物との調和が取れていなければ全体としてちぐはぐな印象になってしまうため、小物選びもよく考えて行う必要があります。

草履やバッグは見た目の印象には残りづらいかもしれませんが、一方で振袖に合っていないと見る人に違和感を与えてしまいます。
せっかく美しい振袖の印象を損なわないためにも、相性をよく考えて選ぶ必要があるのです。

草履は、振袖のカラーに合わせるか、あるいは金色や銀色を基調としたものを選ぶことがおすすめです。

例えば、赤系の振袖であれば赤い草履を選ぶか、金地や銀地に赤い鼻緒の草履を選ぶと調和がとれます。
素材はエナメル、本革、布地があり、好みと価格で選んで問題ありませんが、悪天候にも強いエナメルがおすすめです。

バッグは、振袖との色のバランスはもちろん、柄を合わせることも大切です。
古典柄には古典柄のバッグを、現代柄には現代柄のバッグを合わせることが基本です。

また、草履とバッグは必ずしもお揃いでなくてはならない決まりはありませんが、セット商品だと統一感が出るため、可能であればセット商品を選ぶことがおすすめです。

□まとめ

今回は、振袖の人気色ランキングと、人気のテイスト、小物選びのポイントをご紹介しました。
振袖はどの色にも魅力があるため、「この色を選ぶべき」といったことはありません。

ただし、迷ったときには人気の色から選んでしまうのも良い選び方の1つです。
テイストや小物ともあわせて考えて、上手な着こなしを目指しましょう。

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ワインレッドの振袖はどんなイメージ?選び方のポイントをご紹介!

最近の振袖はデザインやカラーの幅が広く、従来ではあまり見かけなかったような見た目の振袖もよく見られるようになりました。
新しい振袖のカラーも次々と登場してきていますが、「ワインレッド」はそのようなカラーの1つです。

今回は、独特な魅力を放つワインレッドについてご紹介します。
他とは少し違った魅力のある振袖をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□ワインレッドはどんな色?

「ワインレッドと聞くと、なんとなくどんな色かは想像できるけれど、具体的なイメージが湧きにくい」「ボルドーやバーガンディなどの、他の似た色との違いがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
実際、ワインレッドには似ている色が多く、区別が難しい色でもあります。

まずは、ワインレッドの特徴と、他の色との違いを見ていきましょう。

*ワインレッドの特徴

ワインレッドは、名前の通り赤ワインに由来する色です。
ワインレッドの色の特徴を一言で表すと、「赤ワインのような大人っぽさ、セクシーな雰囲気、エレガントさを持った赤紫色」だと言えます。

赤ワインは産地などによって色味が異なるため、一括りに「赤ワインの色」と言うと少し語弊がありますが、一般的な赤ワインの色とイメージすればおおよそ間違いはないでしょう。

ワインレッドは美しい透明感がありながら大人っぽい雰囲気を持った色で、見る人を引き込むような魅力があります。
女性が赤色を着ると魅力が引き立つと言われますが、ワインレッドは通常の赤色に比べて、よりセクシーでエレガントな魅力を放つ色であるため、女性の美しさをさらに引き立たせます。

ワインレッドを身につけるメリットとしては他にも、単色であっても魅力的に仕上がることが挙げられます。
衣服を単色にすると、地味になりすぎたり、安っぽく見えたりしてしまうことが多いです。

しかし、ワインレッドの場合は、単色であっても安っぽさや地味さが出ないどころか、飾り気のない上品さを演出できます。
洋服の場合は、体のラインが分かるドレスなどで単色のワインレッドを選ぶことで、大人の女性らしいセクシーな見た目を作り出せるでしょう。

振袖の場合は、少ない柄でもメインの色にワインレッドを据えることで、気品や高級感のある上品な佇まいを演出できます。

*他の色との違い

「ボルドー」はワインレッドと同じく赤ワインに由来する色ですが、色味には違いがあります。
ボルドーはワインの女王と言われるフランス南西部ボルドー地域で作られる赤ワインの色に由来しており、ワインレッドに比べるとやや暗い色味をしています。

「バーガンディ」も同じく赤ワインに由来する色ですが、ボルドーとは産地の異なる赤ワインに由来しています。
バーガンディはワインの王様といわれるフランス東部ブルゴーニュ地方で作られる赤ワインに由来しており、ワインレッドやボルドーに比べてより暗い色味で、少し茶色みを帯びた色です。

同じように赤ワインに由来する色と言っても、それぞれ色味には違いがあり、身につけたときの印象にも差が出ます。
出したい雰囲気のニュアンスを意識して、より理想に近い色を選ぶようにすると、ワンランク上の着こなしができるでしょう。

□ワインレッドを上手に着こなす振袖選びのポイント

1.身長と体型に合ったものを選ぶ
同じデザインの振袖でも、着る人の身長や体格によって見え方は変わってきます。

例えば、背の高い人と小柄な人とでは、着物の面積に違いが出るため、同じ柄を着ても印象には差が生まれます。
デザインの好みだけで選ぶのではなく、自分の体に合った振袖を選ぶことがまずは重要です。

2.肌色に合った色や柄を選ぶ
人にはそれぞれパーソナルカラーがあります。
最近よく聞く「ブルベ」「イエベ」はパーソナルカラーの分類のことで、自分がどの分類に当てはまるかによって、似合う色も変わってきます。

自分の肌色の特徴を理解して、相性の良い色を選ぶと、より美しく見せられるでしょう。

3.理想のイメージやこだわりをはっきりさせておく
理想とするイメージを持っていない状態や、はっきりしていない状態で振袖を選ぼうとすると、時間がかかってしまいます。

また、理想がはっきりしないままなんとなくで選んでしまうと、当日になって「やっぱりイメージと違った」といったことになりかねません。
カタログやネット上の画像などを参考にして、理想とするイメージをはっきりさせておくことをおすすめします。

4.第三者のアドバイスも参考にする
自分や家族以外の第三者にアドバイスを求めることで、より客観的な意見をもらえます。
特に、振袖を取り扱うお店のスタッフや着付師に意見を求めることで、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。

□まとめ

今回は、ワインレッドの特徴と、ワインレッドの振袖を上手に着こなすための選び方のポイントをご紹介しました。

ワインレッドは大人の魅力を放つ、とても上品な色です。
ワインレッドの振袖をまとうことで、高級感のある洗練された印象に仕上がるため、大人の仲間入りをする行事である成人式にはピッタリだと言えます。

「かわいらしさよりも上品さや大人っぽさを出したい」という方は、ぜひワインレッドの振袖を検討してみてください。

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青の振袖にはどんな特徴がある?着こなし方や合わせる髪型について解説!

振袖には豊富なカラーバリエーションがあり、みなさんがそれぞれ自分に似合う色や好きな色を身につけます。
それぞれの色に人気があるため、どの色が最もおすすめとは言えませんが、中でも人気の高い色はいくつか挙げられます。

「青」は、そのような人気の高い色の1つです。

今回は、そんな青の振袖について、その特徴や合わせる髪型についてご紹介します。
少しでも振袖選びの参考にしていただければ幸いです。

□青の振袖の特徴は?

*青の振袖の特徴

一口に青と言っても青色にはいくつかの種類がありますが、「青い振袖」と言われてイメージするのは水色などの薄い青色よりも、濃い青色ではないでしょうか。
実際、濃い青色は青の振袖の中でも最も多く取り扱われており、成人式の会場で見かけることも多いです。

そのような青色の振袖の魅力としては、落ち着きのある可愛らしさや大人っぽさを演出できることが挙げられます。

青色は「知的」「冷静」「誠実」「清らか」「開放的」といったイメージを与える色であるため、振袖らしい可愛らしさと同時に知的な印象や大人っぽい印象を与えられるのです。
青色特有の気品があるため、大胆な柄と組み合わせても幼稚になりにくく、上品に見せてくれる心強さのある色でもあります。

また、印象的で目立ちやすいという点も魅力として挙げられます。
成人式での定番カラーと言うと、王道の赤が思い浮かぶでしょう。
赤系統の反対の色は青系統であるため、成人式で青色の振袖を身に付けることで、目立ちやすくなる効果や印象に残りやすくなる効果が期待できます。

1人での佇まいには知的で凛とした美しさがあり、一方でたくさんの友達と一緒にいるときにはひと目見てぱっと視界に入ってくるような華やかさや印象強さがあります。

*青の振袖が似合う人

青の振袖は、色白で黒髪、一重まぶたや奥二重で彫りが浅い、さっぱりとした顔立ちなどの特徴を持った人に似合うと言われています。

また、普段から知的でクールなイメージや、大人っぽいイメージのある方にも青はよく似合います。
明るさや派手さのイメージがある方よりは、日本人らしい奥ゆかしさのイメージが似合う方、落ち着きのある方などに似合う色だと言えるでしょう。

ただし、小麦色の肌色や童顔の人には似合わないかというと、そうではありません。
青色の中にも豊富なカラーバリエーションがあるため、濃い青があまり似合わないという方は、淡いパステルカラーのような青や明るい水色を選ぶことで、違和感のない着こなしができます。

また、メインの色が同じでも、そこに描かれる柄によって振袖の印象は大きく変わるため、柄で変化をつける方法もあります。

*着こなしのポイント

1.地色と柄のバランスを考える
青色の振袖は大人っぽく落ち着いた印象に見えることが魅力の1つですが、選ぶ振袖や着こなし方によっては、落ち着きすぎて地味に見えてしまうこともあります。

そういったことを避けるためには、振袖の地色と柄のバランスを考えることが大切です。
全体的に地味に見えてしまう場合は、地色の面積に対して柄が描かれている部分の面積が少ない、あるいは、柄の色味が暗い可能性が考えられます。

2.帯や小物との相性にも気をつける
落ち着きのある青に控えめな帯や小物を合わせると、これもまた地味になりすぎてしまいがちです。

青色の振袖に合わせる帯や小物としては、明るいゴールドやシルバーのものがおすすめです。
ゴールドは明るさや華やかさがプラスされ、シルバーは透明感や爽やかさがプラスされます。

*どんな青が似合う?

青の振袖を選ぶときには、自分の肌色や髪色、顔立ちなどに合った青を選ぶことが大切です。
自分に合った青を選ぶことで、より青の美しさが引き立つことはもちろん、自分自身の顔立ちもハッキリ美しく見せられます。

自分に似合う青を知る方法としては、「パーソナルカラー」を知ることが有効です。
「イエベ」「ブルベ」でもお馴染みですが、パーソナルカラーを知ることで、自分にどんな色が似合うかが分かります。

「濃い青か、淡い青か、どちらを選べば良いか分からない」という方は、まずはパーソナルカラー診断を受けてみると良いかもしれません。

□青の振袖に合わせる髪型は?

青の振袖には、基本的には落ち着いたトーンの髪色がよく似合います。
特に正統派な古典柄の青い振袖には、ナチュラルな黒髪を合わせるスタイルが最も美しく見えるでしょう。

黒髪だと地味になってしまうと感じる場合は、インナーカラーを入れてみるのもおすすめです。

あるいは、髪色も青で揃えるのも1つの手です。
振袖の鮮やかな青に対して髪色もブルーにすることで、全体として統一感が生まれ、より印象的な見た目になります。

また、あえて反対の色である赤を合わせるのもアリでしょう。
全体的に青い振袖に真っ赤なヘアスタイルを合わせると奇抜な印象になってしまうかもしれませんが、あえてそのような奇抜さを演出したい方にはおすすめです。

奇抜になりたいわけではないという場合は、毛先に赤を取り入れることで上品さもある美しい印象になります。

□まとめ

今回は、青の振袖の特徴と合わせる髪型についてご紹介しました。
青の振袖は知的でクール、大人っぽくて誠実といった印象を与えられます。
人気の高い色でありながら、印象的で目立ちやすいといった特徴もあるため、多くの人におすすめできるカラーです。

着こなしのポイントや髪色のポイントを押さえることでより美しく青の振袖を着こなせるため、青の振袖をお考えの方はぜひ今回ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。

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振袖はサイズ選びも重要!その理由や選ぶときのポイントをご紹介!

晴れの舞台に着る振袖は、自分に合ったものを美しく着こなしたいですよね。

自分に合った振袖を選び、美しく着こなすためには、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切です。
デザインが美しい振袖であっても、サイズが合っていなければきれいな着こなしができなくなってしまうからです。

そこで今回は、サイズ選びの重要性や選ぶときのポイントについてご紹介します。

□振袖はサイズも重要!

冒頭で述べたように、振袖を美しく着こなすためには自分の体格に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。

身長や体型に対して小さすぎるサイズのものを選んでしまうと、窮屈に見えてしまったり、動きづらくなったりしてしまいます。
窮屈な状態では余裕のある上品な立ち振る舞いが難しくなるため、着心地だけではなく、見た目の印象も損なわれてしまいます。

反対に、大きすぎるサイズのものを選んでしまうと、うまく着こなせていない印象が強くなってしまいます。
見た目に違和感が出たり、ちぐはぐな印象になったりしてしまうため、上手な着こなしからは大きく離れてしまいます。

このように、振袖は小さすぎても大きすぎても美しい着こなしができなくなってしまうため、デザインも重要ですが、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切なのです。

□ピッタリなサイズを選ぶためのポイントは?

1.お店によってサイズが違う場合がある
レンタルや標準サイズでの仕立てを行う場合には、S・M・L・LLといった、一般的な洋服と同じようなサイズ表記が使われます。

こうしたサイズ表記の振袖を選ぶ際に注意しなければならないのが、店によってサイズが違う場合があるということです。
あるお店で試着したときにMサイズがピッタリだったとしても、他のお店でも同じようにMサイズがフィットするとは限らないため、きちんと個別に見ていくことが大切です。

2.通販やネットでの注文には要注意
通販やネットで振袖を注文する場合は試着ができないため、サイズの違いには特に注意が必要です。

サイズの表記をしっかりと確認することや、サイズが合わなかった場合にはすぐに交換してもらうことを意識しましょう。

3.知識のある人にサイズの計測をお願いする
バストやウエスト、ヒップなどのヌードサイズは自分で計測することもできますが、あまりおすすめはできません。

素人の計測よりも専門知識を持ったスタッフによる計測の方が正確なサイズを明らかにできるからです。

また、自分のヌードサイズがわかったとしても、そこから最適な振袖のサイズを選ぶことには知識や経験が必要となるため、いずれにしてもプロに頼んだ方が良いと言えます。

4.親の振袖はお直しで調整ができる

成人式で着用する振袖として、親が着用していた振袖、いわゆる「ママ振袖」を選ぶ方も一定数いらっしゃいます。
そのような方の中には、若かりし頃のお母さんと同じ体型の方もいらっしゃいますが、そうでない方も少なくありません。

体型に違いがあると、ぴったりなサイズでの着こなしができなくなるため、お直しで調整することをおすすめします。

5.小物のサイズにも気をつける
全体としてサイズ感がピッタリの着こなしにするためには、振袖だけではなく、小物のサイズにも気をつける必要があります。

振袖以外の小物としては、長襦袢や足袋、草履などが挙げられます。
特に足袋や草履はサイズが合っていないと歩きづらくなったり足を痛めたりしてしまう可能性もあるため、違和感を覚えたらすぐに交換してもらうようにしましょう。

□持っている振袖のサイズが合わないときはどうする?

「既に持っている振袖を上手に着こなしたいが、どうしてもサイズが合わない」
「持っている振袖のサイズが合わなかったらどうしよう」
振袖のサイズに関して、このような不安や悩みをお持ちになる方もいらっしゃいます。
このような場合には、2つの対処方法が考えられます。

*仕立て直しをしてもらう

サイズの合わない振袖を振袖専門店などに持っていけば、仕立て直しを行ってもらえます。
専門店であれば、丁寧な仕立て直しを行ってもらえるため、サイズの問題を解決できるでしょう。

ただし、仕立て直しには時間やお金がかかることには注意が必要です。

*レンタルを選ぶ

どうしても既に持っている振袖のサイズが合わないという場合は、別の振袖をレンタルしてしまうのも1つの方法です。
レンタルを選べば、豊富なデザインの振袖の中から自分に合った最も好きな振袖を選べます。

さらに、レンタルであればトレンドを取り入れた最新の振袖や個性的な振袖も選べるため、選択肢の幅が広がります。
周りとは少し違った自分らしい着こなしをしたいという方にも、レンタルは非常におすすめです。

□まとめ

今回は、振袖のサイズ選びの重要性やポイントについてご紹介しました。
せっかく良いデザインの振袖を選んでも、サイズが小さすぎたり大きすぎたりしては、上手な着こなしができなくなってしまいます。

今回ご紹介したポイントを踏まえて、自分にピッタリ合ったサイズの振袖を選んでくださいね。
また、豊富なサイズやデザインの選択肢があるレンタルもぜひ検討してみてください。

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