成人式で振袖レンタルをするとどれぐらいかかる?相場を解説!

シーズンが近づいてくると、振袖レンタルを検討する人も増えてくるのではないでしょうか。
振袖は購入するにしても、レンタルするにしても多くの金額が必要になるので、おおよその額を知っておきたいでしょう。
今回は、振袖レンタルの相場を解説します。

□振袖レンタルの相場とは

成人式の振袖をレンタルしようか購入しようか悩まれている方も多いでしょう。
できれば新しい物を購入しようと考えている人も、懸念点は価格ですよね。
ここでは、両者の相場を解説します。

まずレンタルする場合は、3万円から30万円となっており、価格の幅がとても広いです。
価格幅が広いのはレンタルといってもさまざまな形態があるためです。
例えば、デザインやサイズを自由に選べるオーダーレンタルの場合は20万円前後、すぐ着ることのできるプレタレンタルは12万円前後です。

ネット販売の中には3万円でできるところもありますが、ある程度の振袖を選ぼうと思うとこれぐらいの価格が相場です。
人生で着る機会がほとんどない振袖は、写真で良いと思っても実際に着てみると今ひとつに感じられることもあるのです。
また着付けや前撮りがセットのレンタル店も多くあり、前撮りや式当日のことも念頭に置くことが大切です。

購入する場合は、これもまたピンキリです。
低価格の物は表地5万円ほどの物からありますが、高い物となると数百万する物から価格が付けられない物まであります。

平均はセットで30万円前後です。
もっと安い物を探すことも可能ですが、あまり安すぎると安っぽい見た目に不満を感じてしまうかもしれません。
安ければ良いというわけではなく、ある程度のランクの振袖を購入することがおすすめです。
もし金銭的に厳しい場合、振袖は利用頻度が低いので、レンタルでグレードを上げることを検討されてはいかがでしょうか。

□振袖レンタルのメリットとは

振袖レンタルの利点はどこにあるでしょうか。
価格面に絞り4つ紹介します。

第1に、購入するより30パーセントから50パーセントほど費用を抑えられます。
そのため、質の良い振袖を低価格で着られます。
費用を抑えながら、晴れの日を楽しめますね。

第2に、着物のメンテナンスが不要です。
着用した着物はクリーニングする必要があり、クリーニングの手間がかかります。
また振袖のクリーニング費用は高めで、9000円から15000円ほどかかります。

振袖レンタルでは、クリーニングが不要で、別途料金もかかりません。
メンテナンスの手間、費用を抑えたい人は振袖レンタルがおすすめです。

第3に、流行りのデザインが選べます。
購入する場合、姉妹が着られることも考えると、無難な色に落ち着きがちです。
特に子供や孫まで着ることを考えればさらに無難な物を選ぶことになります。

しかし時代ごとの流行りのデザインがありますし、また個人でも好みが分かれるはずです。
そのため振袖レンタルにすれば自分の成人式のための振袖が選べます。
振袖を3回着ればレンタルよりお得になると言われていますが、時代に合った振袖が着られるのは利点と言えそうです。

第4に、新品の振袖もある点です。
レンタルの振袖が嫌な人の中には、誰かが一度着た物であるため抵抗感があるからだという人もいるでしょう。
しかしMaiがしているように、中には新品オーダー振袖のレンタルを行っているお店もあります。
通常のレンタル振袖より価格が高くなりますが、誰も袖を通していない物が購入するより安く済むので、一度誰かが着たのが嫌な人にはおすすめです。

□振袖レンタルのデメリットとは

先程は振袖レンタルのメリットを紹介しましたが、振袖レンタルのデメリットも存在します。

第1に、サイズが合わないことがある点です。
イージーオーダーレンタルでは、身体のサイズを測り、それに応じて仕立て上げます。
この方法は自分のサイズに合わせるため、サイズが合わないという問題は生じません。

ですが通常のレンタルでは、既に仕立てられている物からレンタルします。
サイズが事前に決められているため、気に入った振袖があってもサイズが合う物がないこともあります。

第2に、振袖は平均身長に合わせて揃えているため平均から極端に低すぎたり、高すぎたりすると取り扱いが少ないことがあります。
女性の平均身長は158センチなので、その付近の身長の人は在庫の心配はいりません。
ですが、150センチ以下の人や170センチを超える人は在庫が少ない可能性が高いです。
サイズに柔軟に対応しにくいところがレンタルの欠点と言えます。

第3に、人気の商品は早めに予約でいっぱいになります。
振袖レンタルの申し込みで多いのは、成人式が行われる1年半前の高校卒業時です。
この時期では、半年で多くの在庫が予約されます。
特に人気商品、一点物はその可能性が大です。

しかしこの問題は、早めに予約を行えば解決できます。
高校卒業時にはレンタル準備を始めることをおすすめします。

□まとめ

振袖レンタルの相場、メリットとデメリットを解説しました。
相場では、購入時と比較しましたが、両方とも価格はまちまちです。
ただしレンタルは、新品オーダー振袖であっても購入するより安く着られます。

他にもレンタルにはさまざまな利点があります。
振袖レンタルの利用を選択肢に入れてはどうでしょうか。

成人式の振袖レンタルはいつから準備すればいい?適切な時期を解説!

成人式の振袖レンタルはいつ頃から行動し始めれば良いのでしょうか。
家にはがきが届き成人式について気になった人もいるでしょう。
振袖レンタルは早めに始めた方が良いです。
今回は、成人式の振袖予約はいつから始めれば良いのか適切な時期を解説します。

□成人式の準備はいつから始めるか

成人式の準備はいつから始めるのが理想でしょうか。
約2年半前である高校3年生の夏あたりから始める人が多いです。
高校3年生であれば、大学に進学する人は受験勉強に没頭しており、就職される人は入社試験で忙しいと思います。
そのため進路が決まってから成人式の準備を始めようと考えている人もいるでしょう。

ただ早めにネットなどで空いた時間に情報収集を行っておけば、振袖を選ぶ際、慌てることなく円滑に進みます。
新作が発表されるのもこの時期なので、早めに確認した方が良さそうです。

次は成人式準備の予定を見ていきます。
何から始めていけば良いか、どんなことが必要かを説明するので参考にしてください。

成人式の2年半前は、どんな振袖が並んでいるか情報収集を行います。
ネットで資料を請求したり、実店舗に足を運んだりしましょう。
気になる振袖があれば、予約することも可能です。

成人式の2年前は、情報収集した振袖からそろそろ予約へと移る人が多いです。
高校3年生の1月から3月は予約が集中します。
受験に合格した人が一段落して、振袖を予約するためです。
忙しい時期だと思いますが、混雑を避けたい人は1月以前に予約するのがおすすめです。

またこの時期を過ぎるようだと、地域によっては前撮りで希望の日時が通りにくくなるので注意が必要です。

成人式の1年半前は2度目の予約が集中する期間です。
この時期は新作振袖が予約できる最後のチャンスであるため、どうしても新作が欲しい人は逃さないようにしましょう。

成人式の1年前は、予約の最後の段階です。
最後と言ってもこれ以降全く予約ができないわけではないですが、美容院の予約や早期予約特典のことを考えるとこの時期までに予約しておいた方が良いです。

成人式から半年前は、予約可能ですが、ほとんど希望に合う振袖は残っていないと考えておいてください。
かなりぎりぎりですが、この時期までには振袖の予約は済ませておくことをおすすめします。

□早めに振袖を選ぶと得なこととは

成人式準備の順番取りは予約順に行うお店が多いため、早い時期に振袖を予約すればヘアーメイク、着付けを有利に進められます。
予約が遅くなると適切な時間が埋まっているため、早朝の3時や4時に順番が回ってくることもあります。
朝早く起きるのが苦手な人はかなり大変なのではないでしょうか。
もし早朝にしかできないことになればどうするのか、そのお店にするのか、他の美容院に行くのか考えておいてください。

他にも、早めに予約すると選択肢が多く、自分が希望する振袖に出会いやすいという利点もあります。
成人式は1月に行われるため、レンタルの振袖であれば、その時成人式で着られた振袖が戻ってきます。
一番振袖の数が豊富であると言えるでしょう。

ただそれだと誰かが一度着たこと知っておかなければならず、一度着られた物は嫌だという人もいるでしょう。
そんな方は新作振袖がおすすめです。
新作が出る時期や新作の量はお店で異なり、新作を扱っていないお店もあるのでホームページで確認することが大切です。
ちなみにMaiでは未仕立て品があり、まだ誰も着用していないものを用意しています。

予約時期は1月がピークであると認識し、それでも早いと感じられる方は、軽い下見を行うと良いです。
家の近くのお店、案内が来たお店、信頼できるお店などいくつか候補を決めておきましょう。

□振袖の予約はいつまで間に合うか

成人式の1年前になると、既に予約が難しくなっているケースが多いです。
この1年前の時期を境として、着付け時間の予約が難しくなります。
早いところでは既に受付が終了している美容院もあります。
また受付はしているものの、早朝しか空いていないケースもあります。

成人式当日のショップ着付けでも大丈夫という人もいますが、自宅近くの着付けを選択する場合、この時期では遅いということも考えられます。

半年前にもなると状況はさらに悪くなります。
中には成人式の予約について全然考えておらず、あわててご相談に来られる方もいます。
8月から9月であればなんとか間に合わせられます。
ただし、カタログやネットサイトで気に入った振袖があっても、実際に予約できないこともあり、予約できる振袖はかなり少ないと認識しておいた方が良いです。

□まとめ

成人式の振袖レンタルの一連の流れ、適切な予約時期を説明しました。
遅くなればなるほど着付け時間の予約が難しくなったり、選べる振袖が少なくなったりと問題点が生じます。
半年前でも予約は可能ですが、さまざまな欠点を考えると遅くとも1年前には予約をしておいた方が良いです。
ゆとりを持った計画を立てるようにしましょう。

振袖のお店ってどうやって選ぶ?選び方について解説します!

振袖レンタルにはさまざまな系統のお店があり、どのお店が良いのか悩んでいる人はいませんか。
それぞれに特徴があり、自分に合うお店を選択することが重要です。
そこで今回は、振袖のお店の選び方を解説します。

□お店選びのポイントとは

ポイントをいくつか紹介します。

まず自分の振袖の好みを知る必要があります。
それは、お店によって得意とする分野やコンセプトが異なるためです。

自分の好みがわかっている人は、お店の種類を把握し自分の好みの振り袖を扱っているお店に行きましょう。
もし好みがわからないなら、ジャンルが異なるお店に行くことをおすすめします。
さまざまなジャンルに触れることで、自分の雰囲気と合う物が自然とわかってくるでしょう。

振袖の種類がわからない人向けに色別に販売しているお店もあります。
振袖の種類が豊富な店であっても、自分の好みの振袖を扱っているとは限りません。
種類がたくさんあるかではなく、自分の好みの振袖を扱っているかをお店選びの基準にしましょう。

第2に、価格と契約プランを確認する必要があります。
振袖価格やプランはお店によって変わります。
小物や着付けは全て単品として加算されるのか、セットでの金額なのか確認しましょう。
振袖単体での金額であれば、バッグなどの小物は別料金となる可能性が高いです。

せっかく希望する振袖が見つかっても予算超えでレンタルできなくなるのは残念ですよね。
そうならないために、事前に料金プランの確認をしっかり行いましょう。

またホームページを見ると、早期予約特典やセットでのお得な料金プランがわかります。
人数に制限があることもあるので、逃さないためにも常にチェックすることが大切です。

第3に、家からお店まで遠くないかです。
振袖の試着から前撮りまで何度か足を運ぶことになるため、お店へのアクセスも大事です。
なるべく交通の便の良い場所を選びましょう。

□振袖レンタルの系統について

振袖レンタルにはさまざまな種類のお店があり、系統によって扱っている商品が異なります。
これから系統の違いを説明しますので、自分にぴったりの振袖を選ぶ際の参考にしてください。

1つ目は、ブライダル系です。
価格は少し高くなりがちですが、プロがヘアメイク、着付けを担当してくれます。
質の高い写真が期待できます。

2つ目は、呉服店系です。
長年着物を着ていたプロがあなたにぴったりの振袖を選んでくれます。
昔と異なり、予算を事前に伝えれば、高価な振袖をすすめられる可能性は低いです。

3つ目は、ネットショップ系です。
ネットショップは実店舗がないので、価格が安いです。
ただしホームページの写真と実際の振袖では想像と異なることがあります。
疑問点があればメールや電話を通じて積極的に質問することが大切です。

4つ目は、美容院系です。
前撮りのヘアメイクでは、自分の希望を聞いてもらいやすいです。
いつもやっているメイクとは違うスタイルにチャレンジしても面白いかもしれません。
新たな一面が発見できることもあります。

5つ目は、写真館系です。
昔から変わらず、地元の女の子を一枚一枚丁寧に撮影してくれる安心感がありますね。
笑顔が素敵なら写真館に飾られるかもしれません。

□似合う振袖にするためには

振袖にはさまざまな色、柄があるため自分に合った振袖を選ぶことが大切です。
そのコツをいくつか紹介します。

第1に、体型に合った物を選ぶことです。

身長によっても似合う振袖は変わります。
高身長の人は、全体が柄の物や大きな柄の物がおすすめです。
小さな柄は地味な印象になりやすいのでなるべく避けると良いでしょう。
低身長の人は、小さな柄や優しい色合いが似合います。

第2に、性格によってもおすすめの振袖は変わります。

成人式では6割の人が赤やピンクなど定番の色を選びます。
あまり目立ちたくない人は、赤やピンクを選ぶと周りから浮くことはないでしょう。
一方、周りと同じになることが嫌な人や差別化したい人は、ネイビー、緑、黒などがおすすめです。
個性的な振袖となるでしょう。

第3に、日本人の肌に合う振袖を知っておくことです。
自分の肌の色でも似合う振袖は違うので、自分の肌に合う物を選びましょう。
日本人の肌は主に、イエローベースの人とブルーベースの人がいます。
肌の色が小麦であればオレンジや黒が似合います。

また振袖は、小物でも雰囲気が変わるので、全体で統一感を持たせる必要があります。
トータルコーディネートを考えた振袖の選び方を説明します。

振袖は、帯締めの色などでも全体の雰囲気は変わります。
帯締めは、着物の色と合わせると調和し、補色を使えばあか抜けた雰囲気になります。

小物は、気に入った物や最新の物を取り入れると気分が上昇し、華やかになります。

□まとめ

今回は、振袖のお店選びのポイント、似合う振袖にするコツを解説しました。
お店にはさまざまな系統があり得意としている分野も異なっているため、お店の特徴を知り、自分に合うお店で選ぶことが大切です。
また自分の体型や肌の色でも似合う振袖は変わります。
自分に合った美しい振袖で成人式が迎えられるといいですね。