振袖の色の流行りとは?人気カラーランキング&柄の選び方もご紹介

成人式を控えた皆様、振袖選びは進んでいますか。
伝統的な美しさに現代的なセンスをプラスしたい、そんな思いをお持ちの皆様に、最新トレンドを網羅した振袖選びのガイドをご紹介します。
流行に左右されず、自分らしい個性を表現できる、運命の1着を見つけましょう。

□振袖の色の流行りとは?人気カラーランキングをご紹介!

2025年・2026年の成人式シーズン、振袖の色は何が人気なのでしょうか。
定番カラーから近年人気上昇中のカラーまで、注目の3色をご紹介します。
それぞれのカラーの魅力やコーディネートのポイントを理解し、振袖選びのヒントを見つけましょう。

1: 清楚な白が急上昇。
近年、人気が高まっているのが、清楚で無垢なイメージの白です。
白はどんな色とも合わせやすく、合わせる小物によってさまざまな表情を見せられます。
例えば、白と金と黒のゴージャスな組み合わせに、大胆な大柄を組み合わせれば、個性的なインパクトのあるコーディネートに。
白の振袖は、華やかさの中に凛とした美しさを演出したい皆様におすすめです。

2:成人式の王道。華やかな赤系
赤は魔除けの意味があり、古来より神聖な色とされてきました。
長きにわたって人気の高い定番カラーであり、成人式にふさわしい華やかさと幸福感をもたらす色です。
縁起の良い色として、ハレの日にぴったりの選択肢といえるでしょう。

また、赤は年齢を重ねると着る機会が減ってしまうため、「今だから着られる色を着たい」という方にもおすすめです。

3: さまざまな色と相性のいい緑系も人気。
自然や癒しのイメージを持つ緑も、近年人気が高まっています。
緑は黄色、赤系、青系、茶色など、多くの色と相性が良く、小物選びも楽しめます。
深緑で上品に、うぐいす色で大人っぽく、黄緑で可愛らしくなど、色合いによって全く異なるイメージを作り出せます。

緑は日本人の肌に馴染みやすい色なので、色選びに迷ったら試してみるのもおすすめです。
シンプルな濃緑地に、大きな花柄が映えるデザインは、洗練された印象を与えます。
小物は金色で統一することで、全体のアクセントになります。

□振袖の最新トレンド!個性と着回しやすさを両立する

近年、振袖のトレンドは「柄少なめ」に移行しつつあります。
豪華な総柄に比べて、柄が少ない分、個性を際立たせる小物使いや、着こなしで個性を表現できる点も魅力です。
柄少なめ振袖は、現代的なセンスと伝統的な美しさを融合させた、新しいスタイルといえます。

1:柄少なめ振袖の特徴
柄が少ない、無地に近い振袖を選ぶと地味になってしまうのではないか、と心配に感じられる方もいるかもしれません。

しかし、実は柄少なめ振袖は、シンプルながらも個性を際立たせられる、洗練されたスタイルなのです。
完全に柄のない「色無地」の振袖に見えても、「色無地」に同色の糸で刺繍を施したもの、吉祥文様が地紋に織り込まれたもの、ぼかしやグラデーションがかかっているものなど、実はバリエーションが豊富です。
総柄ではなく部分的に柄が入るように仕立ててある振袖は、年齢を重ねた後は袖を短くして訪問着として着用できるというメリットもあります。

2:柄少なめ振袖のメリット
柄少なめ振袖は、ただシンプルで個性的なだけでなく、さまざまなメリットがあります。

・上半身のスッキリ効果
バストが豊かな方やポッチャリ体型の方など、振袖を着ると大柄に見えてしまうとお悩みの人におすすめしたいのが、無地や柄少なめの振袖です。
柄が入っている場合も、上半身は控えめにデザインされている振袖を選ぶと、ほっそりとした印象に見せられます。

・トレンドを意識したファッションコーディネート
無地や柄の少ない振袖は、個性的な帯や小物などとも相性が良いので、アレンジの幅が広がるのも魅力です。
ご自身のセンスや好みにトレンド感をプラスして、個性を出したい方におすすめです。

・振袖リメイクが簡単
もしお仕立てで無地や柄の少ない振袖を準備するなら、年齢を重ねた後、袖をつめることで訪問着に仕立て直しやすいのもメリットです。
長い袖を生かしたような柄がデザインされていると、つめる際にデザインが崩れてしまう可能性があります。

□まとめ

振袖は、白や赤といった定番カラーに加え、緑やブルーなど、個性的なカラーも多くの方に人気です。
また、柄は少なめにすることで、個性を際立たせる小物使いや、着こなしで個性を表現できる点も魅力です。
流行に左右されず、自分らしい個性を表現できる振袖を見つけ、最高の成人式を迎えましょう。