着物を自分で着る方法は?成人式ではプロに任せるのもおすすめです

成人式当日、少しでも移動の手間を省き時間に余裕を持たせたい方もいらっしゃいますよね。
着付けやヘアセット、メイクをしてもらいにたくさん移動するのは大変です。
そこでご自身での着付けをご検討されている方もいらっしゃるかと思われます。

しかし、なんとなく着物の着付けは難しそうなイメージがありますよね。
今回は、着物を自分で着る方法をご紹介します。

□初めてでも着物を自分で着るためのステップ

着物を着る手順は4段階に分けられます。
お祭りの際に浴衣を着られた方はなんとなくイメージがつくかもしれませんが、着物の場合は肌着と着物の間に長襦袢を着用する必要があるため少し複雑です。
また、着物を着る前にヘアセットやメイクを終わらせてしまうと、着付け中に崩れてしまう可能性があるため着物を着た後にセットするのがおすすめですよ。

まず初めに、着物を着るための準備をしましょう。
最初に足袋をはき、次に肌着を着ると着崩れを防げます。
肌着のおすすめは和装専用の肌襦袢ですが、衿元から生地が除かないものであれば普段お使いの物でも代用可能です。
全体のバランスを見て、腰のくぼみやお腹周りのライン、胸元が平らになるようタオルを使って補正すると帯を巻いたときに美しく仕上がります。

次に、衿元を整えるうえで欠かせない長襦袢を着ます。
まず、長襦袢を羽織ったら衿の先を持って着物の真ん中と合わせます。
衿元がV字になったら、握りこぶし1個分余裕が出るように後ろを少し引っ張って衣紋を抜きましょう。
仕上げに建て締めかゴムベルトで締めたら長襦袢の着付けは完成です。

長襦袢を着られたら、着物を着ます。
片袖づつ腕を通して着物を羽織ったら、地面から少しだけ高くくるぶしが隠れる高さに裾線を、腰骨に合わせて前幅を、つま先を8センチほど持ち上げた位置に下前を決めましょう。
腰からたるみができないよう腰紐を締め、その上におはしょりを作ります。
コーリンベルトと伊達締めをしたら終了です。

最後に帯を締めます。
帯の結び方は多数あり難しく感じられる方も多いですが、まずは基本の二重太鼓結びと一重太鼓結びをおさえるのがおすすめです。

□成人式で着物を着るなら着付けを依頼するのもおすすめ

着付けを趣味にされる方も多く、楽しさがある一方でやはり一筋縄ではいかないこともあります。
成人式のような晴れ舞台で美しく着物を着るには、練習もたくさん必要なため着付け会社や美容室に依頼すると安心です。

Maiでは振袖のレンタルだけでなく着付けも行っております。
着付けからヘアメイクまですべてレンタルをしていただく店内で済ませられるので、移動時間の短縮も可能です。

□まとめ

着物を自分で着ることはもちろん可能ですが、練習が必要です。
ご自身で着付けされたい方は今回紹介したステップを基に成人式までの間何度か練習してみてください。

また、手間を省きながらプロの手を借りて着物を着られたい方は、ぜひMaiにお任せください。

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