振袖を着る際は、メイクだけではなくネイルにもこだわり、おしゃれにしたいところです。
しかし、振袖に合うネイルにするのは難しく、どのようなネイルにすれば良いのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は、振袖に似合うネイルにするために、選び方のポイントを解説します。
□着物に似合うネイルのポイントとは
着物と洋服では似合うネイルは異なります。
あまり考えないでいつもと同じネイルにすると、指先だけ浮いてしまう可能性があるでしょう。
着物に似合うネイルにするためのポイントを2つ説明します。
1つ目は、シンプルを心がけることです。
着物は華やかな柄が多いですよね。
そのためネイルまで派手にすると、ちぐはぐな印象を与えかねません。
ネイルは色が少ないもの選ぶと、着物をより引き立たせます。
もう少し華やかにしたい場合は、花柄を入れたり、パールで飾り付けをしたりすると良くなるでしょう。
また、着物の時は短い爪でも工夫次第で美しくできます。
ロングタイプのネイルチップで爪を長くすると、着物に合わないので注意が必要です。
2つ目は、着物の柄を取り入れることです。
ネイルを着物の柄と同じ色にすれば統一感が出ます。
手順としては、着物の色からネイルの基準となる色を決めます。
着物と同じ色が嫌な方は、帯の柄と同じにすると良いです。
着物の色で印象が変わるので、色味に合わせたネイルデザインにすると良いでしょう。
赤系の着物を着られる場合は、赤やピンクのネイルに花柄など華やかなものをチョイスすると良いです。
大人っぽい印象を与えたい方は、基準の色をベージュにすると上品に仕上がります。
黄色の着物は、元気溢れる印象を与え、ネイルも同様に黄色にすると良いでしょう。
緑など帯に使われている色をアクセントカラーとして使うのがおすすめです。
□最近おすすめの振袖ネイルを紹介!
振袖にはベースとなる色があり、その上に柄や色が重なります。
上品な色にするには、振袖の色に合わせるか、帯に合わせると良いでしょう。
寒色系の振袖なら、クールで大人っぽい印象を与えます。
大人な雰囲気を感じる黒い振袖や青い振袖に似合うでしょう。
次は、最近おすすめの振袖ネイルを3つ紹介します。
1つ目は、非和柄ネイルです。
ネイルを作ったことがある方なら分かると思いますが、力を入れて作ったネイルをすぐに剥がすのはもったいないと感じるでしょう。
一度しかない成人式であれば、なおさらもったいないと感じます。
そこで今ブームとなっているのが、非和柄ネイルです。
非和柄ネイルなら洋服にも合うため、成人式が終わった後でもそのまま楽しめます。
2つ目は、お花柄のネイルです。
テキスタイルブランドのようなデイジー柄のネイルです。
上品なので、振袖にも洋服にも合います。
ネイルチップを買ってきて爪に付属のシールを貼るだけなので簡単に作れます。
気になった方は一度試してみてください。
3つ目は、上品ネイルです。
振袖は日本古来のものであるため、派手なものよりも落ち着いていて上品なものが人気です。
大人な印象にするには、上品ネイルをするのが良いでしょう。
□振袖のネイルマナーについて
どのようなネイルにするのかは個人の自由ですが、公式の場ではその時の状況に合わせることが大切です。
着物には装飾品は付けないのが普通です。
結婚式に浴衣を着ませんし、夏祭りには振袖を着ませんよね。
そのため、場に相応しいネイルにしましょう。
結婚式では、清潔さや品の良さが求められます。
着物だけではなく、ネイルにも決まりがあります。
黒っぽい色、派手な色は避け、お祝いの席に相応しい色を選びましょう。
結婚式では特にネイルの柄に気を付ける必要があります。
友人の参列でも派手なネイルは避けた方が無難です。
あなたよりも上の世代が多く参列する式では、若者のネイルの常識と異なっていると考えた方が良いです。
女性はあまり見ていないように思っても、意外とネイルの色までよく見ているものです。
表情は穏やかでも、派手なネイルにすぐ目がいきます。
どんな方に挨拶をするとしても、気にならない控えめのネイルにしましょう。
どんなネイルにすれば良いのかわからない方は、フレンチネイルがおすすめです。
品があって着物によく合います。
その中でも色が目立ちすぎない、白やベージュがおすすめです。
また長すぎない爪にカットして調整することも大切です。
爪が長すぎると着物に引っかかるので危険です。
着物は、普段と違い慣れていないので大変です。
着脱に時間がかかりトイレも一苦労でしょう。
着物にネイルが引っかかることは十分に考えられます。
着物を傷つけない意味でも適切な長さに保つことが重要です。
短い爪は引っかからず、清潔感があり、上品で美しいです。
□まとめ
今回は、着物に似合うネイルのポイントを解説しました。
着物に似合うネイルにするのは難しいと感じる方も多いですが、コツをつかめば簡単にできます。
この記事では、ネイルを着物の色や帯の色に合わせることを説明しました。
この記事で紹介したデザインを参考にして、自分に合ったネイルにしてください。