振袖にブーツは問題ない?振袖のレンタルをお考えの方必見です!

「振袖を着るときに、ブーツを履いても良いのだろうか。」
このように考えている方はいませんか。
草履を履く方が多い中でブーツを履いている方も見かけるため、振袖にブーツは良いのか迷いますよね。

またブーツを履く予定の方でも、振袖を着る機会はあまりないため、ブーツを履くときに何に注意したら良いかわかりませんよね。
そこで今回は、振袖のときのブーツについて解説します。

□振袖のブーツの歴史について

まず初めに、いつから振袖にブーツを履くようになったか、その歴史について紹介します。

振袖にブーツを履き始めたのは、明治時代から大正時代と言われています。
それ以前では、女性が進学することは珍しく、10代後半の頃には花嫁として嫁ぐことが一般的でした。
しかし、文明開花とともに、女性の学生が増え始めた結果、着物が普段着としても使われれるようになり、ブーツも取り入れられました。
そして、ハイカラなイメージと学生のような若々しさをアピールできる服装として徐々に広まり、現在にも続いています。

振袖を着るのは、卒業式や成人式、結婚式など、あまり機会は多くないでしょう。
そのため、あえてブーツを履いて、振袖を着こなしてみるのも良いですね。

□ブーツを選ぶときや履くときの注意点について

続いては、ブーツを選ぶときや履くときの注意点についていくつか紹介します。

1つ目は、脱ぎやすいブーツを選ぶようにしましょう。
振袖を着たことがある方はわかると思いますが、振袖を着た状態では動きが取りにくいです。
そのため、ブーツを選ぶときは、しゃがみ込む必要がないものを選ぶことが大切です。

例えば、ブーツの両サイド・片側がゴムでできている場合は簡単にはけるでしょう。
しかし、振袖からゴムの部分が見えた場合は見た目が悪くなるため、注意する必要があります。
また、内側にジッパーがついたブーツもあり、それらはデザイン性が優れており、着脱も簡単であるためおすすめです。
試着するときにいくつか試しましょう。

中には、ショーブーツを履く予定の方もいるでしょう。
ショーブーツの場合、ヒールは太くても5センチ程度にしましょう。

2つ目は、ブーツの丈の長さに注意することです。
振袖から脚が見えない程度が望ましいとされており、ロング丈やミディアム丈であれば脚が見える心配がありません。

3〜5センチ程度のショート丈を選ぼうとしている方は注意しましょう。
その長さの場合、角度や動きによっては生脚やタイツが見える可能性があります。
試着するときには少し動きも加えて、さまざまな角度からチェックするようにしましょう。

3つ目は、フォーマルな場では草履を選ぶことです。
振袖にあえてブーツを履くのは現代的で、可愛らしいです。
しかし、フォーマルな場においては、あまり好ましく思われない方もいます。
そのため、状況に合わせてブーツを履くか決めましょう。

4つ目は、振袖の色とのバランスを考えることです。
ブーツを選ぶときには振袖自体の色調を考える必要があります。
振袖が色彩豊かな場合は、黒やダークブラウンのブーツにして全体の印象を引き締めると良いでしょう。
反対に、振袖が黒や白の場合はワイン色やライトブラウンのブーツを履いてみるとまとまりが出ます。

覚えておいていただきたいのは、色相環で正反対の色を選んだ場合はあまり合わないということです。
そこには注意しながら選び、良い印象を与えられるようにしましょう。

□成人式にブーツは履いても良い?

ここまで、振袖のブーツの歴史や注意点を紹介してきましたが、結局、振袖にブーツは良いのでしょうか。
冬に成人式が行われることも多く、おしゃれ目的だけでなく、寒さ対策や汚れから守るためにブーツを履きたい方もいらっしゃるでしょう。

結論としては、成人式ではできれば草履の方が良い、です。
最近ではブーツを履く方も増えてきましたが、成人式は式典です。
そのため、振袖の正礼装としての着用が重要とされています。
また、振袖と草履を組み合わせた方が美しく見えるでしょう。

Maiでは振袖のレンタルを行っていますが、振袖をレンタルした方には草履もセットでレンタルしています。
ブーツを履きたい方も草履が良い方も、ぜひMaiにご相談にいらしてください。

□まとめ

今回は、振袖のブーツについて紹介しました。
振袖のブーツの歴史は明治時代にまで遡り、現在にまで続いています。
そして、振袖にブーツを合わせるときは履きやすさや丈の長さ、色の組み合わせを意識しながら選ぶことが大事だとおわかりになられたでしょう。

しかし、振袖をフォーマルな場で着るときはブーツを避けて、草履を履くことをおすすめします。
Maiでは振袖のレンタルと草履のレンタルをセットで行っているため、興味を持たれた方は遠慮なくお問い合わせください。