成人式の振袖着付けに必要なものとは?解説します!

「成人式の振袖着付けには何が必要なのだろうか」
このような疑問をお持ちの方は、多くいらっしゃると思います。
この記事では、振袖を着るときに必要なものや振袖の着方をご紹介します。
場所別に振袖の着付け料金相場もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□振袖の着付け方法

「成人式の振袖着付けは自分でできるのだろうか」
このような疑問をお持ちの方は、多くいらっしゃるでしょう。
結論から述べると、振袖を自分で着るのは非常に難しいです。
着付けのプロの方でも2人で着付ける場合もありますので、振袖の着付けはプロの方にお願いすることをおすすめします。

しかし、成人式当日は振袖を1日中着て過ごすため着崩れてしまう場合もあります。
万が一着崩れた場合でも、振袖の着付け方法を知っていれば、自分で手直しできるので安心できます。
ここでは、振袖の着付け方法を4段階に分けてご紹介します。

1段階目は、和装下着を着用することです。
和装の場合は身体を寸胴に見せることで、美しく見せられます。
また、着崩れ防止にもなるので、必ず和装用の下着を身につけましょう。

2段階目は、長襦袢を着用することです。
長襦袢の役割は着物を汗で汚さないためとされてきましたが、最近では重ね着感覚でコーディネートを楽しむ方もいらっしゃいます。

3段階目は、いよいよ振袖を着用します。
成人式当日腰やお尻まわりがたるんできてしまった場合は、おはしょりの内側に手を入れ腰紐の上にあるおはしょりを引き上げましょう。
そうすることで、きれいな状態に戻せます。

4段階目は、帯を結びます。
帯の結び方は沢山あるので、自分に合った結び方で結んでもらいましょう。

□振袖を着るときに必要なものとは?

ここでは、振袖を着るときに必要なものを着すがたパーツと着付け小物にわけてご紹介します。

*着すがたパーツ

・振袖
・長襦袢
・袋帯
・重ね衿
・帯締め
・帯揚げ
・草履
・バッグ

上記のものが実際に振袖として、外から見える部分です。
振袖と長襦袢は同じ長さの袖であることが重要ですので、一度寸法を確認することをおすすめします。
また草履やバッグは洋装にも使用可能なデザインもございます。
それぞれの好みに合わせて選ぶといいでしょう。

*着付け小物

・肌襦袢
・衿芯
・足袋
・腰紐
・伊達締め
・帯枕
・コーリンベルト
・前板、後板
・三重紐、四重紐
・ショール
・きものストッキング
・補正パッド

上記が着付けで必要になる小物です。
ショールや補正パッドは必ずしも必要になる小物ではありません。
しかし、ショールは身につけることで華やかさをプラスできますし、補正パッドは着崩れ防止にも役に立つので準備しておくことをおすすめします。
また、成人式当日は厳しい寒さが予想されるため、寒さ対策として足袋の下に着物ストッキングを履くといいでしょう。

□場所別の振袖着付けの料金相場

振袖の着付けをお願いできる場所は4つあります。

1つ目は、美容室です。
美容室で着付けを頼まれる方は非常に多いのではないでしょうか。
特に、いつも行っている美容室でお願いすると時間も希望通りになる可能性も高いですし、要望も伝えやすいのでおすすめです。
もし行きつけの美容室の予約が取れなかった場合は、振袖店が提携している美容室を利用してみましょう。
自宅、もしくは成人式会場から近い美容院を探してくれるので安心です。

2つ目は、ホテルです。
結婚式のようなイベントを執り行っているホテルでは、着付けもお願いできる場合もあります。
しかし、全てのホテルが行っているとは限らないので注意しましょう。
また、成人式当日は朝早くから準備しようと考えている方も多いと思いますが、ホテルは早朝からの着付けには対応していない可能性が高いです。
ホテルで着付けを頼むときは、事前に確認しておくことをおすすめします。

3つ目は、出張着付けサービスです。
当日の朝に、自宅まで着付けに来てくれるサービスがあります。
成人式当日の朝は、やるべきことが多く慌てがちですが、自宅に来てくれるため余裕を持って振袖の着付けを行えるというメリットがあります。
しかし、ヘアメイクを自分でしなければならない可能性が非常に高くなるので注意しましょう。

4つ目は、合同着付け会場です。
振袖を借りた店や呉服店が、大きな会場で着付けをしてくれる場合もあります。
自分で着付けを予約する手間を省けるということが大きな魅力です。
しかし、会場や自宅から着付け会場が遠い場合は、時間に余裕を持って行動しなければなりません。
また、大人数の着付けを同時に行うため、着付けが流れ作業になってしまう可能性も考慮しておく必要があります。

□まとめ

この記事では、着崩れたときでも自分で振袖を手直しする方法をご紹介しました。
振袖を着るときに準備するものは非常に多く、また慣れていないため忘れ物がないか不安になる方も多くいらっしゃると思います。
そのような方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。