ワインレッドの振袖はどんなイメージ?選び方のポイントをご紹介!

最近の振袖はデザインやカラーの幅が広く、従来ではあまり見かけなかったような見た目の振袖もよく見られるようになりました。
新しい振袖のカラーも次々と登場してきていますが、「ワインレッド」はそのようなカラーの1つです。

今回は、独特な魅力を放つワインレッドについてご紹介します。
他とは少し違った魅力のある振袖をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□ワインレッドはどんな色?

「ワインレッドと聞くと、なんとなくどんな色かは想像できるけれど、具体的なイメージが湧きにくい」「ボルドーやバーガンディなどの、他の似た色との違いがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
実際、ワインレッドには似ている色が多く、区別が難しい色でもあります。

まずは、ワインレッドの特徴と、他の色との違いを見ていきましょう。

*ワインレッドの特徴

ワインレッドは、名前の通り赤ワインに由来する色です。
ワインレッドの色の特徴を一言で表すと、「赤ワインのような大人っぽさ、セクシーな雰囲気、エレガントさを持った赤紫色」だと言えます。

赤ワインは産地などによって色味が異なるため、一括りに「赤ワインの色」と言うと少し語弊がありますが、一般的な赤ワインの色とイメージすればおおよそ間違いはないでしょう。

ワインレッドは美しい透明感がありながら大人っぽい雰囲気を持った色で、見る人を引き込むような魅力があります。
女性が赤色を着ると魅力が引き立つと言われますが、ワインレッドは通常の赤色に比べて、よりセクシーでエレガントな魅力を放つ色であるため、女性の美しさをさらに引き立たせます。

ワインレッドを身につけるメリットとしては他にも、単色であっても魅力的に仕上がることが挙げられます。
衣服を単色にすると、地味になりすぎたり、安っぽく見えたりしてしまうことが多いです。

しかし、ワインレッドの場合は、単色であっても安っぽさや地味さが出ないどころか、飾り気のない上品さを演出できます。
洋服の場合は、体のラインが分かるドレスなどで単色のワインレッドを選ぶことで、大人の女性らしいセクシーな見た目を作り出せるでしょう。

振袖の場合は、少ない柄でもメインの色にワインレッドを据えることで、気品や高級感のある上品な佇まいを演出できます。

*他の色との違い

「ボルドー」はワインレッドと同じく赤ワインに由来する色ですが、色味には違いがあります。
ボルドーはワインの女王と言われるフランス南西部ボルドー地域で作られる赤ワインの色に由来しており、ワインレッドに比べるとやや暗い色味をしています。

「バーガンディ」も同じく赤ワインに由来する色ですが、ボルドーとは産地の異なる赤ワインに由来しています。
バーガンディはワインの王様といわれるフランス東部ブルゴーニュ地方で作られる赤ワインに由来しており、ワインレッドやボルドーに比べてより暗い色味で、少し茶色みを帯びた色です。

同じように赤ワインに由来する色と言っても、それぞれ色味には違いがあり、身につけたときの印象にも差が出ます。
出したい雰囲気のニュアンスを意識して、より理想に近い色を選ぶようにすると、ワンランク上の着こなしができるでしょう。

□ワインレッドを上手に着こなす振袖選びのポイント

1.身長と体型に合ったものを選ぶ
同じデザインの振袖でも、着る人の身長や体格によって見え方は変わってきます。

例えば、背の高い人と小柄な人とでは、着物の面積に違いが出るため、同じ柄を着ても印象には差が生まれます。
デザインの好みだけで選ぶのではなく、自分の体に合った振袖を選ぶことがまずは重要です。

2.肌色に合った色や柄を選ぶ
人にはそれぞれパーソナルカラーがあります。
最近よく聞く「ブルベ」「イエベ」はパーソナルカラーの分類のことで、自分がどの分類に当てはまるかによって、似合う色も変わってきます。

自分の肌色の特徴を理解して、相性の良い色を選ぶと、より美しく見せられるでしょう。

3.理想のイメージやこだわりをはっきりさせておく
理想とするイメージを持っていない状態や、はっきりしていない状態で振袖を選ぼうとすると、時間がかかってしまいます。

また、理想がはっきりしないままなんとなくで選んでしまうと、当日になって「やっぱりイメージと違った」といったことになりかねません。
カタログやネット上の画像などを参考にして、理想とするイメージをはっきりさせておくことをおすすめします。

4.第三者のアドバイスも参考にする
自分や家族以外の第三者にアドバイスを求めることで、より客観的な意見をもらえます。
特に、振袖を取り扱うお店のスタッフや着付師に意見を求めることで、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。

□まとめ

今回は、ワインレッドの特徴と、ワインレッドの振袖を上手に着こなすための選び方のポイントをご紹介しました。

ワインレッドは大人の魅力を放つ、とても上品な色です。
ワインレッドの振袖をまとうことで、高級感のある洗練された印象に仕上がるため、大人の仲間入りをする行事である成人式にはピッタリだと言えます。

「かわいらしさよりも上品さや大人っぽさを出したい」という方は、ぜひワインレッドの振袖を検討してみてください。

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青の振袖にはどんな特徴がある?着こなし方や合わせる髪型について解説!

振袖には豊富なカラーバリエーションがあり、みなさんがそれぞれ自分に似合う色や好きな色を身につけます。
それぞれの色に人気があるため、どの色が最もおすすめとは言えませんが、中でも人気の高い色はいくつか挙げられます。

「青」は、そのような人気の高い色の1つです。

今回は、そんな青の振袖について、その特徴や合わせる髪型についてご紹介します。
少しでも振袖選びの参考にしていただければ幸いです。

□青の振袖の特徴は?

*青の振袖の特徴

一口に青と言っても青色にはいくつかの種類がありますが、「青い振袖」と言われてイメージするのは水色などの薄い青色よりも、濃い青色ではないでしょうか。
実際、濃い青色は青の振袖の中でも最も多く取り扱われており、成人式の会場で見かけることも多いです。

そのような青色の振袖の魅力としては、落ち着きのある可愛らしさや大人っぽさを演出できることが挙げられます。

青色は「知的」「冷静」「誠実」「清らか」「開放的」といったイメージを与える色であるため、振袖らしい可愛らしさと同時に知的な印象や大人っぽい印象を与えられるのです。
青色特有の気品があるため、大胆な柄と組み合わせても幼稚になりにくく、上品に見せてくれる心強さのある色でもあります。

また、印象的で目立ちやすいという点も魅力として挙げられます。
成人式での定番カラーと言うと、王道の赤が思い浮かぶでしょう。
赤系統の反対の色は青系統であるため、成人式で青色の振袖を身に付けることで、目立ちやすくなる効果や印象に残りやすくなる効果が期待できます。

1人での佇まいには知的で凛とした美しさがあり、一方でたくさんの友達と一緒にいるときにはひと目見てぱっと視界に入ってくるような華やかさや印象強さがあります。

*青の振袖が似合う人

青の振袖は、色白で黒髪、一重まぶたや奥二重で彫りが浅い、さっぱりとした顔立ちなどの特徴を持った人に似合うと言われています。

また、普段から知的でクールなイメージや、大人っぽいイメージのある方にも青はよく似合います。
明るさや派手さのイメージがある方よりは、日本人らしい奥ゆかしさのイメージが似合う方、落ち着きのある方などに似合う色だと言えるでしょう。

ただし、小麦色の肌色や童顔の人には似合わないかというと、そうではありません。
青色の中にも豊富なカラーバリエーションがあるため、濃い青があまり似合わないという方は、淡いパステルカラーのような青や明るい水色を選ぶことで、違和感のない着こなしができます。

また、メインの色が同じでも、そこに描かれる柄によって振袖の印象は大きく変わるため、柄で変化をつける方法もあります。

*着こなしのポイント

1.地色と柄のバランスを考える
青色の振袖は大人っぽく落ち着いた印象に見えることが魅力の1つですが、選ぶ振袖や着こなし方によっては、落ち着きすぎて地味に見えてしまうこともあります。

そういったことを避けるためには、振袖の地色と柄のバランスを考えることが大切です。
全体的に地味に見えてしまう場合は、地色の面積に対して柄が描かれている部分の面積が少ない、あるいは、柄の色味が暗い可能性が考えられます。

2.帯や小物との相性にも気をつける
落ち着きのある青に控えめな帯や小物を合わせると、これもまた地味になりすぎてしまいがちです。

青色の振袖に合わせる帯や小物としては、明るいゴールドやシルバーのものがおすすめです。
ゴールドは明るさや華やかさがプラスされ、シルバーは透明感や爽やかさがプラスされます。

*どんな青が似合う?

青の振袖を選ぶときには、自分の肌色や髪色、顔立ちなどに合った青を選ぶことが大切です。
自分に合った青を選ぶことで、より青の美しさが引き立つことはもちろん、自分自身の顔立ちもハッキリ美しく見せられます。

自分に似合う青を知る方法としては、「パーソナルカラー」を知ることが有効です。
「イエベ」「ブルベ」でもお馴染みですが、パーソナルカラーを知ることで、自分にどんな色が似合うかが分かります。

「濃い青か、淡い青か、どちらを選べば良いか分からない」という方は、まずはパーソナルカラー診断を受けてみると良いかもしれません。

□青の振袖に合わせる髪型は?

青の振袖には、基本的には落ち着いたトーンの髪色がよく似合います。
特に正統派な古典柄の青い振袖には、ナチュラルな黒髪を合わせるスタイルが最も美しく見えるでしょう。

黒髪だと地味になってしまうと感じる場合は、インナーカラーを入れてみるのもおすすめです。

あるいは、髪色も青で揃えるのも1つの手です。
振袖の鮮やかな青に対して髪色もブルーにすることで、全体として統一感が生まれ、より印象的な見た目になります。

また、あえて反対の色である赤を合わせるのもアリでしょう。
全体的に青い振袖に真っ赤なヘアスタイルを合わせると奇抜な印象になってしまうかもしれませんが、あえてそのような奇抜さを演出したい方にはおすすめです。

奇抜になりたいわけではないという場合は、毛先に赤を取り入れることで上品さもある美しい印象になります。

□まとめ

今回は、青の振袖の特徴と合わせる髪型についてご紹介しました。
青の振袖は知的でクール、大人っぽくて誠実といった印象を与えられます。
人気の高い色でありながら、印象的で目立ちやすいといった特徴もあるため、多くの人におすすめできるカラーです。

着こなしのポイントや髪色のポイントを押さえることでより美しく青の振袖を着こなせるため、青の振袖をお考えの方はぜひ今回ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。

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振袖はサイズ選びも重要!その理由や選ぶときのポイントをご紹介!

晴れの舞台に着る振袖は、自分に合ったものを美しく着こなしたいですよね。

自分に合った振袖を選び、美しく着こなすためには、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切です。
デザインが美しい振袖であっても、サイズが合っていなければきれいな着こなしができなくなってしまうからです。

そこで今回は、サイズ選びの重要性や選ぶときのポイントについてご紹介します。

□振袖はサイズも重要!

冒頭で述べたように、振袖を美しく着こなすためには自分の体格に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。

身長や体型に対して小さすぎるサイズのものを選んでしまうと、窮屈に見えてしまったり、動きづらくなったりしてしまいます。
窮屈な状態では余裕のある上品な立ち振る舞いが難しくなるため、着心地だけではなく、見た目の印象も損なわれてしまいます。

反対に、大きすぎるサイズのものを選んでしまうと、うまく着こなせていない印象が強くなってしまいます。
見た目に違和感が出たり、ちぐはぐな印象になったりしてしまうため、上手な着こなしからは大きく離れてしまいます。

このように、振袖は小さすぎても大きすぎても美しい着こなしができなくなってしまうため、デザインも重要ですが、まずは自分に合ったサイズのものを見つけることが大切なのです。

□ピッタリなサイズを選ぶためのポイントは?

1.お店によってサイズが違う場合がある
レンタルや標準サイズでの仕立てを行う場合には、S・M・L・LLといった、一般的な洋服と同じようなサイズ表記が使われます。

こうしたサイズ表記の振袖を選ぶ際に注意しなければならないのが、店によってサイズが違う場合があるということです。
あるお店で試着したときにMサイズがピッタリだったとしても、他のお店でも同じようにMサイズがフィットするとは限らないため、きちんと個別に見ていくことが大切です。

2.通販やネットでの注文には要注意
通販やネットで振袖を注文する場合は試着ができないため、サイズの違いには特に注意が必要です。

サイズの表記をしっかりと確認することや、サイズが合わなかった場合にはすぐに交換してもらうことを意識しましょう。

3.知識のある人にサイズの計測をお願いする
バストやウエスト、ヒップなどのヌードサイズは自分で計測することもできますが、あまりおすすめはできません。

素人の計測よりも専門知識を持ったスタッフによる計測の方が正確なサイズを明らかにできるからです。

また、自分のヌードサイズがわかったとしても、そこから最適な振袖のサイズを選ぶことには知識や経験が必要となるため、いずれにしてもプロに頼んだ方が良いと言えます。

4.親の振袖はお直しで調整ができる

成人式で着用する振袖として、親が着用していた振袖、いわゆる「ママ振袖」を選ぶ方も一定数いらっしゃいます。
そのような方の中には、若かりし頃のお母さんと同じ体型の方もいらっしゃいますが、そうでない方も少なくありません。

体型に違いがあると、ぴったりなサイズでの着こなしができなくなるため、お直しで調整することをおすすめします。

5.小物のサイズにも気をつける
全体としてサイズ感がピッタリの着こなしにするためには、振袖だけではなく、小物のサイズにも気をつける必要があります。

振袖以外の小物としては、長襦袢や足袋、草履などが挙げられます。
特に足袋や草履はサイズが合っていないと歩きづらくなったり足を痛めたりしてしまう可能性もあるため、違和感を覚えたらすぐに交換してもらうようにしましょう。

□持っている振袖のサイズが合わないときはどうする?

「既に持っている振袖を上手に着こなしたいが、どうしてもサイズが合わない」
「持っている振袖のサイズが合わなかったらどうしよう」
振袖のサイズに関して、このような不安や悩みをお持ちになる方もいらっしゃいます。
このような場合には、2つの対処方法が考えられます。

*仕立て直しをしてもらう

サイズの合わない振袖を振袖専門店などに持っていけば、仕立て直しを行ってもらえます。
専門店であれば、丁寧な仕立て直しを行ってもらえるため、サイズの問題を解決できるでしょう。

ただし、仕立て直しには時間やお金がかかることには注意が必要です。

*レンタルを選ぶ

どうしても既に持っている振袖のサイズが合わないという場合は、別の振袖をレンタルしてしまうのも1つの方法です。
レンタルを選べば、豊富なデザインの振袖の中から自分に合った最も好きな振袖を選べます。

さらに、レンタルであればトレンドを取り入れた最新の振袖や個性的な振袖も選べるため、選択肢の幅が広がります。
周りとは少し違った自分らしい着こなしをしたいという方にも、レンタルは非常におすすめです。

□まとめ

今回は、振袖のサイズ選びの重要性やポイントについてご紹介しました。
せっかく良いデザインの振袖を選んでも、サイズが小さすぎたり大きすぎたりしては、上手な着こなしができなくなってしまいます。

今回ご紹介したポイントを踏まえて、自分にピッタリ合ったサイズの振袖を選んでくださいね。
また、豊富なサイズやデザインの選択肢があるレンタルもぜひ検討してみてください。

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振袖の柄にはどんな意味がある?それぞれの意味をご紹介!

歴史ある日本の伝統的な衣装である振袖には、非常に多くの柄やデザインが存在します。
昔から変わらない伝統的なデザインから、従来の振袖にはなかった現代的なデザインまで、非常に多種多様で幅広いデザインの振袖が作られています。

こうした振袖の柄は、ただ単に見た目をきれいにするためだけのものではありません。
柄にはそれぞれ意味があり、深い思いが込められているのです。

今回は、そんな振袖の柄が持つ意味や、大まかな柄の種類、柄が与える印象について解説します。

□振袖の柄の種類は?

振袖には実に多くの種類の柄がありますが、大まかに分類すると以下の3つの種類に分けられます。

1.古典柄
古典柄は、最も伝統的でオーソドックスな柄です。
具体的なデザインとしては、例えば桜や牡丹、梅、扇、熨斗(のし)などが挙げられます。

昔から使われている柄であるため流行に左右されることがなく、華やかで上品な印象を与えられる点が魅力的です。

2.新古典柄
新古典柄は、伝統的でオーソドックスな柄を用いながらも、幾何学的な模様や色使いを取り入れたり、洋柄と組み合わせたりして部分的に現代的な要素を取り入れた柄です。
伝統的な美しさを残しつつも、現代っぽさを取り入れたおしゃれなデザインの柄です。

3.モダン柄
モダン柄は、古典的・伝統的な要素をなくして、薔薇や蝶などの洋柄や、ハートやチェック、ストライプなどのデザインを取り入れた柄です。
ファッション性が高く、個性的な着こなしをしたいという方におすすめの柄です。

デザインの自由度も高いため、髪型やメイクの幅も広がります。

□振袖の柄の印象はどこで決まる?

*柄の多さ

振袖の生地の面積に対してどのくらいのバランスで柄が描かれているかによって、見た目の印象は大きく変わります。
全体的に華やかに柄がちりばめられている振袖が多いですが、一方で柄が描かれていない無地の振袖も存在します。

無地の振袖は珍しいため着こなしが難しくなりますが、上手に小物と合わせることによって、ハイセンスな着こなしができます。
無地の場合はスタイリッシュでモードな印象にもできるため、周りと差をつけて個性を出したいという方にもおすすめです。

*メインの柄の位置

同じような柄の振袖でも、メインの柄がどこにあるかによって印象には違いが生まれます。
多くの場合、メインの柄は膝上くらいの位置に配置されるため、振袖選びで迷った際には、膝の上あたりの位置を見比べてみると比較しやすくなるかもしれません。

また、メインの柄がなく、全体的にバランスよく同じような柄が配置されている振袖もあります。
そのような振袖は全体的にまとまりがあり、より奥ゆかしさを感じられるなどといった魅力があります。

□振袖の柄にはどんな意味がある?

ここからは、振袖の柄にはどのような意味が込められているのか解説します。

1.桜
桜は日本を代表する花であり、多くの振袖に使われています。
「縁起の良い物事の始まり」といった意味を持ち、晴れの日にピッタリな縁起の良い柄であるといえます。

2.梅
梅は厳しい寒さの中でも花を咲かせることから、忍耐や力強さを表すとされています。
「松」や「竹」と一緒に松竹梅として描かれることも多く、非常に縁起の良い柄として親しまれています。

3.菊
菊は邪気を払う長寿の象徴として、振袖はもちろん、和菓子や仏具など、様々なものの柄として用いられてきました。
「万寿菊」や「乱菊」など、同じ菊でもデザインにバリエーションがあることも特徴的です。

4.牡丹
牡丹は華やかで豪華な見た目から、富や地位の象徴とされています。
さらに、覇者の象徴として武士に親しまれてきた歴史もあり、非常に縁起の良い柄だとされています。

5.鞠(まり)
鞠は、ある地域では生まれてきた女の子に対して魔除けとして贈られていたという歴史もあります。

「どんな困難も丸く収まる」「弾むような幸せがいつまでも続く」といった意味が込められており、女性の幸せを願うモチーフとして親しまれています。

6.雪輪
雪輪は、雪の結晶をくぼみのある円形で表した、かわいらしい柄です。
雪は溶けると水になり作物を育ててくれることから、豊作を願うモチーフや五穀豊穣の象徴として親しまれています。

7.流水
水は生命にとって必要不可欠であり、美しい景色を作り出すことから、振袖の柄としても多く用いられています。
日本は水に恵まれているため、美しい草花や風景とともに水が描かれることも多いです。

流水は常に流れ続けていることから、「清らかで腐らない」「厄を流す」「お清め」「火難除け」などの意味を持っています。

8.鶴
「鶴は千年」という言葉のように、長寿や生命力の象徴とされています。
しなやかで美しい姿から、高貴さや幸福の意味も込められています。

□まとめ

今回は、振袖の柄の種類や柄が与える印象、それぞれの柄が持つ意味についてご紹介しました。

振袖の柄はそれぞれ異なる意味を持ち、そこには「幸福」「長寿」「清らか」「五穀豊穣」など、様々な思いが込められています。
柄が持つ意味を知ることでより振袖について理解でき、晴れの日をより思い出深いものにできます。

また、振袖選びの参考にもできるため、これから振袖を選ぶという方は、ぜひ柄が持つ意味についても意識してみてください。

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ガーリーな振袖はどう選ぶ?選び方や着こなし方のポイントをご紹介!

「女の子らしい振袖を着たい」
「かわいく着こなしたい」
成人式で着る振袖には「日本の女性らしい美しさ」「おしとやかで上品な美しさ」といったイメージがある一方で、このようにガーリーな着こなしをしたいと考える方も多くいらっしゃるでしょう。

実際、近年では振袖の着こなしの幅は以前に比べて広がってきており、個性的でかわいらしい着こなしも十分に可能です。
そこで今回は、ガーリーな振袖の特徴や選び方、着こなしのポイントをご紹介します。

□ガーリーな振袖はどんな振袖?

*ガーリーとは?

ガーリーとは、「少女のような」という意味を表し、若々しく女の子らしいファッションアイテムや着こなしのことを言います。
具体的な特徴としては、フリルやレース、花柄、淡いカラーリングのデザインなどが多く見られます。
アイテムとしては、ワンピースやスカートなどの女の子らしいものが代表的です。
ガーリーの中でも、「大人ガーリー」「レトロガーリー」「カジュアルガーリー」などと、より細かく分類される場合もあります。

「ガーリー」と似た言葉に「フェミニン」という言葉がありますが、これらは似ているようで意味に明確な違いがあります。
「ガーリー」は「少女らしさ」を表すのに対して、「フェミニン」は「女性らしさ」を表します。
少女っぽく見せたいのか、大人の女性っぽく見せたいのか、といった点に違いがあると言えるでしょう。

*ガーリーな振袖の特徴は?

日本の伝統的な衣装である振袖とガーリーは相容れないもののように思えるかもしれませんが、振袖にもガーリーなスタイルは存在します。
ガーリーな振袖の特徴としては、「明るい色使い」と「かわいらしい装飾」が挙げられます。

ガーリーな振袖では、ホワイトやピンク、水色などのパステルカラーが多く使われます。
伝統的な振袖では鮮やかな色使いがされることが多いですが、ガーリーな振袖は淡い色使いが特徴的です。
装飾に関しては、リボンやレースなどのふわふわした装飾や、乙女チックな柄が用いられます。

□ガーリーな振袖を選ぶときのポイント

1.パステルカラーや淡い色を選ぶ
ガーリーな振袖を選びたいという方は、ピンクやホワイトなどのカラーから探すと良いでしょう。
他にも、淡いブルーやミントグリーン、パステルオレンジなどもおすすめです。
ガーリーの中にも大人っぽさを取り入れたい場合は、裾のあたりに少し黒を入れると引き締まった印象になるでしょう。

2.失敗しにくいのは花柄
花柄はガーリーな雰囲気とよくマッチします。
小さい花柄をたくさんあしらったものを選べば、少女らしくも上品さのある見た目に仕上がるでしょう。
大輪のバラなどをモチーフにしたものも、ガーリーコーデにはよく似合います。

3.小物でもガーリーさを演出
ガーリーさを全面に押し出したい場合は、小物でもリボンやレース、チュールがついたものを選ぶのがおすすめです。
一方で、子供っぽくなりすぎる心配があるという方は、シックな印象の帯を選んだり、小物で黒を取り入れたりすることで、全体のバランスが取れるでしょう。

□ガーリーな振袖の着こなしのポイント

1.明るすぎる髪色には注意
明るめの髪色を選ぶことで、よりガーリーっぽさを演出できます。
ただし、場合によってはガーリーというよりギャルっぽく見えてしまうこともあります。
また、全体で色のバランスが取れていないと、ちぐはぐな印象になってしまうこともあるため、髪色は全体のバランスを考慮して選ぶ必要があります。

2.髪型はボリューム感を出す
髪型は、ふんわりとしたボリューム感のあるものがおすすめです。
ただし、髪型に関しても、やりすぎるとギャルっぽく見えたりまとまりのない印象になってしまう可能性があるため、全体のバランスを意識しつつ考えましょう。

3.髪飾りは振袖や小物と合わせる
髪飾りは、ガーリーらしさをさらにプラスしてくれます。
リボンや花、チュール、レース、パールなどの装飾の中から、振袖のデザインに合ったものを選びましょう。

4.レースの手袋もおすすめ
レースの手袋は、ガーリーと非常に相性が良いです。
レースの手袋をしているだけで、レディな雰囲気がアップします。
白のレースは可愛らしさや清楚さを演出してくれる一方、黒のレースは大人っぽさや洗練された印象を与えてくれます。

5.メイクはピンクをベースに着物の色に合わせる
ガーリーな振袖には、ピンクを基調にしたメイクがよく合います。
ただし、振袖の色によっては水色やオレンジを入れた方がマッチする場合もあります。
いずれにしても、振袖の色柄に合ったものにしないと、それぞれの魅力が引き立たないため、全体としてのバランスを意識しましょう。

□まとめ

今回は、ガーリーな振袖の特徴と選び方・着こなし方のポイントについてご紹介しました。
ガーリーな振袖はパステルカラーや淡い色使い、ふわふわとした装飾や乙女チックな柄が特徴的です。
ガーリーな振袖を選ぶ際は、小物や髪型、メイクも含めて全体のバランスを意識しつつ、着こなしを考えてみてくださいね。

Maiでは4000着の振袖を取り揃えており、大人っぽい振袖からガーリーな振袖まで、あなたに合ったものをご用意できます。
できるだけこだわった振袖選びをしたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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