振袖の前撮り、メイクは自分でやる?それともプロに任せる?

費用を抑えようと考えている人やメイクに自信がある人の中には、前撮りの振袖メイクを自分でやろうと考えている人もいるでしょう。
しかしセルフでやると派手すぎたり、地味すぎたりと、普段の洋服メイクに慣れている方は難しいです。
今回は、振袖メイクを自分でやるメリット、デメリットを紹介します。

□振袖のメイクについて

成人式での振袖が決まったらどんなメイクにするか決めることが大切です。
中にはメイクに慣れており、メイクは問題なくできるから心配ないと思っている人もいるでしょう。
しかし普段の洋服と振袖でメイクのスタイルは違い、振袖ならではのメイクをする必要があります。

振袖を着る機会は人生で数えるほどしかない人がほとんどだと思います。
そこで振袖メイクのポイントを解説します。

振袖に合わせたメイクにすることが大切です。
洋服と振袖が全く別物であるように、メイクも分けて考える必要があります。
中には、着物を着てメイクをして自分の顔を鏡で見ると、化粧が思っていたよりも薄かったと感じた経験がある人もいるでしょう。

洋服より華やかな振袖では、濃い目のメイクを意識しないと振袖に顔が負けて地味目になりがちです。
しかし顔全体を濃い目にすればいいというわけでもなく、そうすればメリハリがなくなるでしょう。
振袖メイクは、平面的なベースに切れ長の目、ハッキリとした唇が特徴です。
この点を意識すると、振袖メイクで失敗する確率を減らせます。

□振袖メイクをプロに頼む場合について

ここでは、振袖メイクをプロに頼むメリットを3点紹介します。

1つ目は、全身のバランスを考え、メイクしてくれる点です。
プロに頼むと経験豊富で、和装にぴったりの華やかなメイクをしてくれます。
着物の色味を考え、アイシャドー、リップクリームを選び、自分の個性を引き出してくれます。
自分でいつものようにメイクをするのとは違った雰囲気になります。

2つ目は、写真の写りを考え、メイクしてくれる点です。
美容師によっては、どのようなメイクにすれば写真を撮ったときの写りが良くなるか理解しています。
汗をかいても崩れにくいファンデーションを使用したりと、美しい肌を持続できるよう工夫を凝らしてくれます。
人によってはメイクを塗り直してくれるケースもあります。

第3に、自分に合うメイクを見つけてくれる点です。
自分でメイクをすると、どうしても同じようなメイクになりがちです。

また時間がないと新しいメイクにチャレンジすることも少ないでしょう。
プロに依頼すれば普段とは違うメイクをしてくれ、自分の知らない面にも気づけるはずです。
これからのメイクの参考にもなりますね。

一方デメリットは、費用がかかることです。
またメイクが自分の好みとは違ったと不満に感じる人もいます。
これは、普段のメイクとは異なっているため、慣れていないことが要因かもしれません。
そんなときは、お母さんなどの家族に聞いてみると良いでしょう。

自分の好みをはっきり持っている人もいます。
そんな人は、美容師に自分の好みをしっかり伝えることで対策できます。
メイクが終わった後でも修正の依頼ができますが、メイクがにじむことがあるので注意が必要です。

いづれにしても、最初に好みを伝えることが大事です。
その際、自分の理想とするメイクの写真を美容師に見せましょう。
イメージする写真が分かるとセットしやすいだけではなく、お互いのイメージのずれがなく、理想から大きく離れることが少なくなります。

□振袖メイクを自分でやる場合について

先程は振袖を着るときのメイクをプロに依頼する利点と欠点を説明しましたが、メイクに自信がある人の中には自分でやろうと考えている人もいるでしょう。
そんな方に自分でやるメリットとデメリットを紹介します。

メリットは第1に、自分の好きなようにメイクができる点です。
美容院でやってもらうと、担当する美容師によって差が出たり、相性が悪ければ自分がイメージしたメイクがうまく伝わらないことが考えられます。

美容師が一生懸命してくれたとしても、仕上がりに満足できなければ残念ですよね。
前撮りで気分が落ち込んだまま取ることになり、表情もぱっとしないでしょう。

その点、自分でやれば全て自己責任です。
事前にさまざまなパターンを試してみて、友人や家族に意見を聞いてみても良いでしょう。
自分ではわからなかった点にも気づけるかもしれませんね。

また費用が安く抑えられることも利点です。
ただし契約プランによっては、着付けとヘアメイクがセットになっていることもあります。
自分でメイクをすればどれぐらい割り引かれるのか、前もって確認することが大切です。

デメリットは、振袖に合うメイクの色加減が難しい点です。
いつもの洋服メイクに慣れているため、華やかさに欠ける場合や、反対に和装を意識しすぎて派手になりすぎる場合があります。
また撮影に時間がかかり、ベースメイクが崩れる恐れもあるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖メイクをプロに任せる場合とセルフでやる場合に分け、それぞれのメリットとデメリットを解説しました。
振袖メイクは自分でやることも可能ですが、微妙な色加減が難しく中には失敗したと感じる人もいます。
その点プロは自分の振袖姿に合ったメイクをしてくれます。
失敗したくない人はプロに任せることをおすすめします。