振袖の帯や小物の選び方に関する色合わせについて紹介します!

振袖は決まっているけれども、それに合わせる帯や小物をどう合わせれば良いのか悩んでいる方はいませんか。
帯は振袖の印象を決めるもので、小物は振袖を際立たせる重要なアイテムです。
そのため今回は、振袖の帯や小物の合わせ方について紹介します。

□振袖に合わせる帯の選び方とは?

振袖にとって帯は視界に入る大部分を占めるため、帯選びは慎重に行う必要があります。
そこで、まずは帯の選び方を紹介していきます。

帯の選び方を決める際に、気を付けなければならないことは次の4つです。
・帯の種類
・帯の色や柄
・帯の結び方
・帯の内側に巻く帯締めや帯揚げ
これら4つについて紹介していきます。

1つ目は、「帯の種類」についてです。
「帯の種類」を選ぶ際に、考えることは主に3つです。
それは、幅・長さ・TPOです。

振袖はTPOで考えると正装に分類される着物のため、正装時にふさわしい「袋帯」と呼ばれる帯を合わせる必要があります。
袋帯とは裏地が無地や地紋になっていて、結びやすくなっている帯です。
幅が31センチメートル程度で、長さは4メートル20センチメートル以上あります。

2つ目は、「帯の色や柄」についてです。
「帯の色と柄」によって振袖の雰囲気がかなり変わるため、振袖と合わせることが必要です。
例えば、可愛らしい振袖の色にシックな色の帯を合わせると、全体的なバランスがおかしくなってしまいます。
そのため大抵の場合、振袖の帯を選ぶのは振袖の色が決まってからのタイミングです。

3つ目は、「帯の結び方」についてです。
振袖の帯の結び方で定番のものは、「文庫結び」と呼ばれるものと「太鼓結び」と呼ばれるものです。
この結び方は昔からされている結び方のため、個性的な振袖にしたいという方や、帯の結び方を人と被らないようにしたいという方には不向きでしょう。

もし個性的な振袖を検討されている方は、最近登場した帯の結び方を検討してみることをおすすめします。

4つ目は、「帯締めや帯揚げ」についてです。
「帯締めや帯揚げ」は、おしゃれのために巻く場合もありますが、着崩れを防ぐために巻くようにしてください。
帯締めや帯揚げをおしゃれの一環として取り入れる際には、アクセントになるような色を選びましょう。

□振袖の色合わせの種類を紹介

振袖の帯の選び方が分かったところで、ここからは振袖と帯の色合わせについて、3つ紹介していきます。
適切な色合わせをすることによって、振袖は帯の魅力を最大限引き出せます。

*トーンをそろえる

この色合わせは、自分のなりたいイメージが演出できる合わせ方です。
自分の雰囲気を、選んだトーンのイメージに演出できます。
厳密に言うと色合わせとは少し違うのですが、全体的に明るい色や淡い色を使うことで可愛らしい印象になったり、全体的に落ち着いた印象を使うと大人っぽい印象になったりします。

*同系色で合わせる

スタンダードな同系色で合わせる方法です。
この場合は、振袖の色と同系色の帯を合わせます。
例えば、振袖の色が青のときは帯締めに同色を使い、帯揚げに同系色の水色を使うという合わせ方です。

*反対色で合わせる

この色合わせは、「同系色で合わせる」合わせ方とは真逆の合わせ方です。

しかし、この色合わせをすることによって、明るく活発な印象を持たせることや、色のメリハリを付けることができます。
例えば、振袖の色が青のときに、帯の色だけピンクやオレンジの暖色を使うという合わせ方です。
なお反対色で色合わせをするときには、すべてを反対色にする必要はありません。
帯の色と小物の色だけ反対色にしても、同じ効果が得られます。

□振袖の小物の合わせ方を紹介

ここまで帯に焦点を合わせて来ましたが、振袖を選んだ後には小物選びも必要になります。
そのため、ここでは振袖の種類別にどのような小物を合わせれば良いかについて、3つ紹介していきます。

まずは、可愛らしい振袖の場合についてです。
可愛らしい振袖は、同系色で合わせることをおすすめします。
その理由は、黄色やピンクなどの淡い色は、同系色でまとめることでより可愛らしさが増すからです。
また、小物にパールやラメの入ったものもおすすめです。

次に、クールな振袖の場合についてです。
クールな振袖には、赤や黒などの色合いに、花が散りばめられたものやジュエルが入っている小物をおすすめします。

最後にシックな振袖の場合についてです。
シックな振袖の場合は、小物はシンプルなものに統一することをおすすめします。
この場合は、小物はあくまでもメインではなく、振袖を際立たせる位置づけのものとして選びましょう。

□まとめ

今回は、振袖の帯や小物の色合わせについて紹介しました。
このように色合わせのおすすめについて紹介してきましたが、最終的には自分の納得のいくものを選ぶことが一番です。
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