振袖を洋風に着こなす方法は?着こなしのポイントや選び方をご紹介!

振袖と言うと、日本の伝統的な衣装ですが、最近では洋風の着こなしをされる方も増えてきています。
そこで今回は、振袖を洋風に着こなすポイントをご紹介します。
ポイントをしっかりと押さえることで美しい仕上がりにできるため、ぜひ参考にしてみてください。

□振袖は洋風にも着こなせる?

最近では、成人式や結婚式などのおめでたい場面において、洋風の振袖を選ばれる方が増えてきています。
和風の振袖に洋風の要素を取り入れたり、洋風の着こなし方をしたりと言うと、「違和感が出るのではないか」「合わなさそう」などと思われるかもしれません。
確かに、和と洋は真逆と言っても良いもので、下手に合わせるとちぐはぐな印象や、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。

しかし、上手にアレンジしたり着こなしたりすることで、現代的かつ個性的なおしゃれな雰囲気を演出できます。
上手な着こなしができれば、洋風のパーティードレスに合わせても違和感が生まれません。

全体のトーンを淡いカラーにして、使用する色の数も抑えてシックな印象にしたり、フリルやレースなどの洋風のドレスの要素を取り入れたりするのが最近の流行です。
さらに個性的なアレンジをしたい方は、ブーツを吐いたり、貴婦人のような手袋を合わせたり、袖口からレースをたっぷりとのぞかせたり、といったアレンジがおすすめです。

こうした洋風のアイテムを振袖などの着物に合わせることは従来ではなかったため、違和感をもたれる方や驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、10年以上前から和服に洋風のアイテムを合わせる着方は見られるようになってきており、最近ではさらに浸透してきています。

和と洋を組み合わせた個性的で美しい振袖に憧れを持つ方は少なくありません。
「自分らしい個性的な着こなしをしたい」
「伝統的なデザインにとらわれず、現代的な衣装を着たい」
このような考えを持つ方には特に、洋風の振袖はおすすめです。

□振袖を洋風に着こなすポイントは?

では、振袖を洋風に着こなす上ではどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
着こなしのポイントを4つご紹介します。

1つ目は、振袖の色と柄です。
洋風の着こなしをしたい場合はまず、使われている色の数がいないもの、ベースの色がニュアンスカラーのものを選びましょう。
オフホワイトやクリーム色、淡いピンクやグレーなどが合わせやすいです。
柄は、あまりインパクトが強すぎないもの、モダンな柄のものが良いでしょう。

2つ目は、振袖小物です。
振袖小物に洋風のものを選ぶことで、ぐっと洋風の着こなしに近づきます。
重ね襟は、レースやフリルがあしらわれたものを選ぶ方が多いです。
ドレスに使われるような素材を用いた小物を使うことで、洋のイメージを印象づけられます。

3つ目は、個性的なアイテムです。
洋風かつ個性的な見た目にしたいという方は、ブーツやヘッドドレス、レースの手袋などの個性的なアイテムを取り入れてみるのも良いでしょう。

4つ目は、髪型と髪飾りです。
髪型や髪飾りを洋風にするだけでも、見た目の印象は大きく変わります。
ドライフラワーやレース、リボンなどの髪飾りは、恋だけで存在感を発揮し、洋風っぽさを演出します。
振袖は正統派なスタイルがいいけど、一部だけ洋風を取り入れたいという方にもおすすめです。

□振袖選びのポイントは?

洋風に着こなすといっても、振袖を選ぶ以上は、和風のものと同様に振袖選びのポイントをしっかりと押さえることが大切です。
振袖選びで押さえておきたいポイントは、以下の4つです。

1つ目は、身長や体型に合ったものを選ぶことです。
同じ振袖でも、着る人の身長や体型によって見え方は変わります。
身長や体型によって、似合う色や柄は変わってくるため、サンプルを見たときの印象だけでなく、自分に合うかどうかを考えることも大切です。
柄や色をうまく組み合わせれば、体型をすっきり見せることもできるため、ぜひそういった部分も考えてみてください。

2つ目は、肌の色に合った柄や色を選ぶことです。
日本人は黄色人種であるため、若干黄色がかった肌の人が多いです。
ただし、中には黄色っぽさが感じられない肌の人もいます。
「イエローベース」「ブルーベース」という言葉があります。
この言葉のように、黄色っぽさがあるか、青みがあるかによって似合う色や柄も変わってくるでしょう。

3つ目は、理想とするイメージやこだわりを持っておくことです。
カタログなどを見て、ある程度理想のイメージを持っておきましょう。
前もってこだわりを持っておくことで、振袖選びがスムーズに進むでしょう。

4つ目は、第三者のアドバイスも参考にすることです。
自分の考えや家族の意見以外に、第三者のアドバイスを聞くこともうまくいくためのコツです。
着付けを行ってくれるスタッフや担当者は知識や経験が豊富であるため、的確なアドバイスをくれるでしょう。

□まとめ

今回は、振袖を洋風に着こなす方法や、着こなしのポイントについて解説しました。
洋風に着こなすことで、他と差別化でき、印象的な仕上がりにできます。
オリジナリティーを出したい方などは特に、洋風の着こなしも参考にしてみてください。